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「Cloud Collector #38 Plastic Tree『(Re)quest -Best of Plastic Tree-』」を表示中↓

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★2024年4月27日(土)★Cloud Collector #38

とある駅前を歩いてたら、街頭アンケートの人がいらっしゃいまして、

「お住まいについてのアンケートをお願いできませんでしょうか」と呼びかけをしたのに対し、

前を歩いてるおじさんが「住んでない!」とだけ発言して去っていきましたが

正しい展開ですかコレ。S2です。







今回はついに、「1度登場したアーティストの再登場」となります。

まあ、そりゃ1万枚以上のCDを保持しているとはいえ、歴史が長いアーティストであれば数十枚CD出したりしてますし、

そこまで長い歴史じゃなかったとしても、1種類のCDで複数種類のバージョンで出すアーティストもいますよね。

後者は「ふざけんな」以外の感想はないんですがそれはそれとして、

枚数として多く出していれば登場の重複は当然するわけです。

で、同時に同じコンセプトでできてるCDってのも登場すると思います。

そんなわけで、今回の1枚は後に「過去にやったあの1枚」ともひかくしてみたくなる1枚です。どん。





No. 2422





「(Re)quest -Best of Plastic Tree-」
アーティスト名:Plastic Tree
発売日:2022/06/22

DISC1

1. 割れた窓
2. 絶望の丘
3. トレモロ
4. Sink
5. ロケット
6. 睡眠薬
7. プラネタリウム
8. 散リユク僕ラ
9. 蒼い鳥
10. 雨ニ唄エバ
11. 「雪蛍」
12. 冬の海は遊泳禁止で
13. 春咲センチメンタル
14. 空中ブランコ
15. メランコリック (Rebuild)

DISC2

1. スピカ
2. 真っ赤な糸
3. ゼロ
4. リプレイ
5. 梟
6. パイドパイパー
7. みらいいろ
8. くちづけ
9. ライフ・イズ・ビューティフル
10. 瞳孔
11. マイム
12. スロウ
13. 剥製
14. 静かの海
15. エンドロール。

DISC3 (Blu-ray)

1. プラっと語リー酒 〜ベストアルバム編〜
(以下ミュージックビデオ)
2. 静脈
3. くちづけ
4. シオン
5. ピアノブラック
6. 瞳孔
7. 影絵
8. マイム
9. スロウ
10. 落花
11. サイレントノイズ
12. 念力
13. 雨中遊泳
14. 遠国
15. インサイドアウト
16. 灯火
17. 潜像
18. C.C.C.
19. エンドロール。



こちらは2022年にリリースされた、ファンの投票によって選ばれたベスト盤です。

これ当時、ネットで投票フォームがあって、Plastic Treeさんの全楽曲から2曲だか3曲選べたんですよね。

S2さんもこれ、もちろん投票したんですよ。

結果、全く入らなかったってのが、いかにも僕様らしいですよね。

確か、僕が投票したのは「Ghost」と「エンゼルフィッシュ」だったと思うんですよね。

「エーテルノート」じゃないのかよっていうのが奥ゆかしいですよね。

そりゃそうですよ。10年以上前に、10年近く「毎日更新」という自分で勝手につけた足枷に苦しめられたんですから

好きなわけがないんですよ。いや楽曲としては好きですけどね。

ちなみに投票者は本作のBlu-rayのエンドロールに名前が載りますので、もちろんS2さんの名前も掲載されています。

何か知らんけどスクロールされてくる自分の名前に全力で力が抜けましたが、

まあそんなもんでしょう。いいとしましょう。そんな僕様のしょーもない雑談はいいとして、

このベスト盤はまさにオールタイム状態で収録されています。概ねリリース順に並んでますので、改めて整理すると





1. 割れた窓 (Single 1997年)
2. 絶望の丘 (Single 1998年)
3. トレモロ (Single 1997年)
4. Sink (Single 1999年)
5. ロケット (Single 2000年)
6. 睡眠薬 (Album「パレード」 2000年)
7. プラネタリウム (Single 2001年)
8. 散リユク僕ラ (Single 2001年)
9. 蒼い鳥 (Single 2001年)
10. 雨ニ唄エバ (Album「トロイメライ」 2002年)
11. 「雪蛍」 (Single 2004年)
12. 冬の海は遊泳禁止で (Single「雪蛍」c/w 2004年)
13. 春咲センチメンタル (Single 2004年)
14. 空中ブランコ (Single 2005年)
15. メランコリック (Rebuild) (※オリジナルはSingle 2004年)

1. スピカ (Single 2007年)
2. 真っ赤な糸 (Single 2007年)
3. ゼロ (会場限定配布 2007年)
4. リプレイ (Single 2008年)
5. 梟 (Single 2009年)
6. パイドパイパー (Single「サナトリウム」c/w 2009年)
7. みらいいろ (Single 2010年)
8. くちづけ (Single 2012年)
9. ライフ・イズ・ビューティフル (Album「インク」 2012年)
10. 瞳孔 (Single 2013年)
11. マイム (Single 2014年)
12. スロウ (Single 2015年)
13. 剥製 (Album「剥製」 2015年)
14. 静かの海 (Album「doorAdore」 2018年)
15. エンドロール。 (Album「十色定理」 2020年)







というわけで、ファンから選ばれた楽曲のほとんどがシングル楽曲です。これはちょっと驚きでした。

アルバム1曲目収録曲が選曲されていない、というのも驚きでしたね、個人的には。

ただまあ、ファンが選んだものであるという性質を外して考えれば、オールタイムベストとしては実に機能的です。

メジャーデビューシングルからアニメ主題歌抜擢楽曲を経て、会場限定配布楽曲も入れちゃうという

なんかちょっとファン目線のサービスみたいなものをふくめてくれちゃったりして、

「ライフ・イズ・ビューティフル」でちょっと狂ってみちゃうあたりもいい感じです。

これが選曲されるような暴挙もありませんでした。

ちなみに「ゼロ」は2017年にPlastic Treeさんのトリビュートアルバムで再録されてますので、

楽曲としてのレアリティは下がっていますが、あらためて年代順に入れるとしっくりきますね。





そんなわけで、もしかしたらこれはファンからの「初心者にもやさしいベスト盤」みたいな

そういう選曲にも見えなくもありません。収録曲自体はほぼシングルですけど、アルバムにもめっちゃ魅力的な楽曲ばかりですし、

ここで興味を持っていただいて、さかのぼっていきやすいベストアルバムというところです。

全CD持ってる僕様は結局「メランコリック」の再録のためだけに購入したことになりますが

まあそれでも一気に聞いて歴史を再確認できる非常においしいベスト盤だったと思います。





ところで。

冒頭にも書きましたが、Plastic Treeさんの楽曲としては今回紹介するのは2作目(1作目はこれ)ですが、

同時に「ファンが選んだベスト盤」という視点でも、2作目の紹介となります。

1作目はこのガチ勢の呪いが渦巻くやつです。

こう比較すると今回紹介している「(Re)quest」は優しいアルバムだと思いますし、

あちらの作品魔王の側近たちによるボス戦ラッシュで、

どちらもちゃんとファンらしい完成形なのかな、とは思います。

でもどちらにせよ、ファンがあれこれ考えて完成するベスト盤って素敵だと思いますね。

過去にSOPHIAさんも同じようにファンベストを作る為に選曲を募集したところ、

某掲示板で「『ミサイル』に投票してください!」っていう裏工作が浮上していて、

ファンによる純粋なベストを作ろうとしてるのにカンバス行為するとかホントにファンなのかコイツ?と呆れたりしたものでしたが、

今回の選曲にそんなもんは一切なかったと信じたいです。







魔王の側近たちのベストアルバムはそんなもん絶対発生してない選曲でしたけどね。







では次回のランダムプログラム、どーん。





No. 7754





Next CD's Hint!!

とんでもない歌唱力による別れ道バラード。





それでは、また次回。


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