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安室奈美恵さんの楽曲がサブスクから消滅した、というニュースが流れてだいたい2週間ほど経過しました。
よく「いまだにCD買ってる人なんなん?」みたいな発言をネットで見たりしますけど、
契約の都合とかであっさりこういうことが発生することを考えると、
CD買う事に特にデメリットないんですけどって思っちゃいますね。
手元にあることが応援している証拠です。S2です。
今一つ僕から発せられるCDに関する発言はだいたい説得力がないんですがそれはそれとして、
サブスクにはサブスクのメリットは当然あって、多くのリスナーに届きやすくなったというのは超効果ではありますよね。
ただ、曲の全体をしっかり聴いてもらえなくなっている、というのも問題点としてあるみたいなので、
最近よく思うのは「そのアーティストって10年前、20年前に出てきてても話題になってたかな?」ということです。
「たられば」みたいな話なので意味のない空想ゲームではあるんですけど、
例えばバンドブームの時代や、1997年頃の個性派アーティスト爆誕時期などに出てきてたら、
今と同じような評価を得られてたかな?それとも他の個性にガッツリ埋もれてるんじゃないかな?とか。
逆にあまりにも革新的すぎて逆に脚光浴びてたかな?っていうパターンもあるかもしれませんよね。
どのアーティストの事を言ってるのか、っていうのを白状すると不思議な集団に消されるので
多くは語らないことにしておきますけど、そんな「たられば」の事を考えると僕的に必ず最後に到達する、
どの時代でも絶対注目はされるんだろうな、と思うのがこちらのアーティストです。どん。
DISC1
1. 人間ビデオ
DISC2 (DVD)
1. 人間ビデオ MUSIC VIDEO
うちの娘、5歳くらいの頃に「メロウゴールド」って曲にドハマりしたんですよ。
何でそれ聴かせたんですか、っていう根本的問題が残された気もしますが、
歌詞の美しさも、メロディの美しさも、それを歌い上げる説得力の声質も、志磨遼平さんは完璧なミュージシャンだと思います。
そんなthe dresscodesさんにおける爆裂破壊的楽曲がこちらのシングルです。
志磨遼平さんって何でもできるんだな、みたいに思えちゃうのがこの1枚です。
「人間ビデオ」は「GANTZ:O」というアニメーション映画の主題歌となっており、カップリングの「2MC & 3次元」は
この「GANTZ」の登場人物である玄野計と加藤勝による掛け合いを軸にした楽曲です。
要するに完全に「GANTZ」仕様になっているCDってことなんですね。
S2さんは申し訳ないですがこの「GANTZ」という作品は存じ上げないため、この「人間ビデオ」という楽曲だけで
作品をイメージするしかない状態なんですが、「人間ビデオ」のPVがまた過激すぎて
Youtubeでは年齢制限かけられてるくらいなので、
僕の中での「GANTZ」は全編血みどろアニメってことになってるんですけど
合ってます?合ってるわけねぇだろ>僕様。
それにしても、この「人間ビデオ」はYoutubeで視聴前に年齢制限かけられてますチェックが入るのに、
フラカンの「深夜高速(2009)」には年齢制限かけられてないのはなんでなんだろう。
全然不思議でもなんでもなく、「ああ、さすがよね」っていう感じではあるんですけども、
それでもこれにタイアップつけれちゃうっていうよくわかんない強さが凄いですよね。
だってもう「人間ビデオ」って楽曲、Aメロはもうほとんどラップで、サビ前から急に綺麗なメロディかますわけですよ。
やってることCreepy Nutsさんみたいですもん。
初期の愛狂います。さんの手口にも近いですね。
ただこの緩急のつけ具合がこの楽曲で一番の魅力なのかもしれません。
そしてこの緩急を演じているバックの演奏がoff vocal ver.で聴けるわけですけど、これがまた超絶カッコいいんですよね。
「#22」の時に「Instrumentalがまた心地いい」って書きましたけど、
あちらはボーカルを立たせるべくして演奏された「完成形」なのに対し、
こっちは「あわよくばボーカル食ったろか」くらいのエネルギー放出状態に感じました。
まず一切この楽曲のPVを見ずに「人間ビデオ」という歌だけを純粋に聴いたときに浮かんでくる感想と、
PVと一緒に聴いたときに出てくる感想が僕の中では全く一致しなかったんですよね。
何だろうな、同じ楽曲を聴いてるはずなのに、明確にずれたというか。
こう、あーの、説明難しいんですけど焼き鳥のネギの中身のドロドロなとこが好きか嫌いかみたいな。
わかります?多分わかんないと思うんですよ、言ってて僕にもわからないんで。
ただ一つ確実に言えたことは、1つの楽曲に於いて「歌詞を見ながら聴いた」「歌詞を見ずに聴いた」「PVと一緒に聴いた」の
3つの行為でそれぞれ僕が思った感情がそれぞれ異なったな、という点でした。
音楽鑑賞って面白いよなぁ。
ジャケットのせいで「EXIT」っていう 曲名だと勘違いするんだよ。
「赤ちゃんってベビーベッドの上で寝っ転がって何考えてたりするんだろう?」と職場で雑談したところ、
「覚えてないんですか?」と言われました。
僕これホラー的展開だと思うんですけどみんなはどう。S2です。
多分最後に読んだのは般若さんの自伝「何者でもない」なので、
しばらく実生活でも韻を踏む生活になってしまって
まさに「やっちゃった」でしたっていう展開は
全くうまくないのについ書いてしまいましたがそれはそれとして、
特に「小説」というジャンルはもうかなりしばらくご無沙汰な状態になっています。
子供がいたら時間が取れないっていうのが一番の理由でしょうね。まあこれは幸せな理由なのでしょう。
あとは基本的に空いた時間は音楽鑑賞ですし、小説を読むという集中力の必要な行動がなかなかとれないのです。
1. ハナレバナレ
元々は住野よるさんとのコラボレーションで、CD付き小説としてリリースされたもの、となります。
住野よるさんといえば「君の膵臓をたべたい」というなかなかショッキングな作品で有名な方ですね。
ゴメンナサイ読んでないので僕の中ではホルモン焼肉屋の話ということになっているのですが、
そんな住野よるさんとTHE BACK HORNさんが、お互いの作品にそれぞれインスパイアされて作成されたのが
この小説「この気持ちもいつか忘れる」と、その収録曲たちということになります。
小説と楽曲の組み合わせといえばYOASOBIさんがおなじみって感じですが、YOASOBIは小説を原作として楽曲が作られていますが
こちらはお互いがお互いに干渉するような仕組みもあったりしています。
CD「僕たち」
小説「私たち」
CD・小説
「入れ
変わ
って
るー!?」
みたいなことですかね。完全に違うね>僕様。
ただ、楽曲と作品が完全にリンクしているというのはその通りで、お互いちゃんと打ち合わせをし、
住野よるさんからも「聴きながら作品の世界に入ってほしい」という思いもあり、
THE BACK HORNさん側も「ハナレバナレ」が小説のメインテーマかのように作成されてますし、
「突風」とかも微妙に小説の中に出てくる単語だったりしてなかなか凝ってます。
また「輪郭 〜interlude〜」はまさに小説ありきの収録です。
まさにこの小説最後の数ページはこれを実際に流して完成する気すらします。
このCD付き小説は先行販売版としてリリースされた限定モノで、今は小説とデジタル配信でそれぞれ手に入るんですが、
どうせ手に入れるならぜひセットでお求めください。
アルフォートをチョコとビスケット別々に買わないですよね?そういうことです。
そもそもそれ別々に売ってないけどな。
こっちはこっちでまた単独の小説を切り取ったんかいな?くらい感じる歌詞だったりしています。
THE BACK HORNさんは「美しい名前」とかでもそういう楽曲が過去にもありましたが、
歌詞が抜群に秀でていてメロディも綺麗で演奏もカッコよかったらもう言う事ないわけですよ。
この状態でさらに小説とリンクしてますだと!?
ダイワのクランクベイト使ってがまかつの竿で釣るようなもんだな!?
良いことを教えてやろう!釣りやらないから僕も全くピンときてないんだ!
これ購入時点で実はCDだけ聴いて終了してたんですね。
今回ランダムチョイスで選ばれた際、「ちゃんとじっくり作品を堪能する」ことを目的にしてますので、
小説もしっかり読ませていただきましたけど、この小説も凄いな。
シロートが言っていい表現じゃないんですけど、語彙が足りなさ過ぎてゴメンナサイ、よく出来てる。
まずCDだけ聴いて、その後小説を読んでみて、もう一度CDを聴いたんですけども、
ようやくこの作品を僕の中で完了させることができました。
マジでこれ、小説とCDどっちも堪能していただきたい。どっちかじゃなく。ちゃんと。
ちょっと気になったしホルモン焼肉屋のほうも読んでみようかな・・・
口ギターで始まるって斬新。初回盤のほう。
もうYoutubeもSNSも無くなっちゃえばいいのにと短絡的に思いましたけど、
それはそれで代替の何かがまた生まれるんでしょうね。
誰のチェックも入らずに匿名でやりたいこと・書きたい事をかけちゃう媒体の存在自体が悪なのかもしれないと思いますけどね。
僕的にはコレ良し悪しだよなぁと思うんです。注目度は上がりますよね、とりあえずのところは。
でもその一方でバンド名のインパクトで全てが固定されるかもしれないという不都合も発生すると思うんですよ。
さらに同時に「こんなふざけたバンド名の楽曲が良いわけがない」と聴く前から拒絶される可能性すらあるわけです。
諸刃の剣ってやつですよね。ある意味、出オチの賭けみたいなもんです。
「一旦目立ってから考えます」みたいな印象があったからですかね。
当時の僕としては、出オチで注目されるのと、出オチで聴かれもしないのは同列と思ってたので、
ある意味「食わず嫌いされても文句は言えない」という意見でした。
まあでも買って聴いちゃうのがS2さんなんですがそれはそれとして、
そういう珍しい系のバンド名のうち、明らかに「ウケ狙ってる」っていうパターンではなく、
そのバンド名どっから持ってきた?っていうパターンもあると思うんです。
この場合は、もう聞いてみないと全く判断ができません。これは実に良い「狙い」だと思うんですが、
この「ウケ狙い」と「なんでそうなった?」ってのは究極の紙一重で、簡単に狙ってできることじゃないと思うんです。
今でも僕は「珍しいバンド名のうち、純粋無垢な謎バンド名なのはそのうちの1割未満」だと思っていますが、
今回のCDはその1割未満にいて、そのままハマったユニットです。どん。
1. I LOVE YOU
この時点で見事にイカレてると思うんですよ。
何?「月刊プロボーラー」って。どういう経緯を辿れば「これでいこう」って提案できて、
どういう経緯を辿れば周囲も「はい、わかりました」って言うの?
タワレコで最初のアルバムである「テクーニョ」がプッシュされてて、それを見た瞬間に僕の角膜に
「月刊プロボーラー」が購入するまで張り付くかもしれないほどのインパクトを与えたわけで、
そんでいざ聴いてみたらこれがまた超良くて、気がついたらそこからちゃんとアルバム買い続けてた僕様です。
「ゲッカンプロボーラー」に改名してこのベストアルバムを出しました。
改名の効果がさっぱりわからないんですけども、
このベスト盤ではセカンドアルバムである「テクニコフ」を除くアルバムからチョイスされ、
全曲を女性ボーカルにしてリメイクしたものが収録されています。
月刊プロボーラーさんはそもそもテクノポップユニットで、各アルバムはボーカルあり楽曲とボーカル無し楽曲が混在したかたちで
リリースされてきましたが、このベスト盤については「サンフランデスコ」って楽曲だけちょっと扱いが難しいですが
基本的に全てボーカルあり楽曲でまとまっており、しかもボーカルは本田みちよさんが担当したことで
かなり大胆なイメージチェンジとなっています。
簡単に言うとPerfumeみたいになってます。
まあ、それこそ「テクノポップに女性ボーカルは合う」ってのはPerfumeさんでよくわかってますから、
「月刊プロボーラーの音源を女性ボーカルで再録しました」っていうテイではありますが、
こういうテクノポップユニットが出てきましたっていう前提で聴いた方がしっくりくるかもしれません。
基本的にこのベストアルバムはトータル40分ないくらいのコンパクトなボリュームながら、
単体の楽曲がキュンキュンしちゃうの。って感じなので満足度は高いんです。
「流星ダンサー」や「スパイシーチェルシー」なんかは女性ボーカルで歌う前提だったんじゃないの?くらい思えるほどに。
なんですけども、結局このアルバムと、その次に配信されたシングル「Smile」を最後に本田みちよさんがボーカルじゃなくなったので、
「月刊プロボーラー」時代のように男性ユニットに戻ったわけです。
つまりベスト盤としては何の参考にもならない結果になっちゃってるんですよね。
ゲッカンプロボーラーっていうユニットが、グッときまくるメロディラインと綺麗に完成されたテクノポップサウンドを
展開するユニットなんですよ、っていうのはわかるんですけど、結局のところ「じゃあどんな楽曲があるんですか」ってなったら
このベスト盤を渡すと「へぇ女性ボーカルなんだ」になっちゃって違う印象を与えてしまうことになっちゃうわけですね。
じゃあどのアルバムを渡すべきなのか、ってなるとこれがまたややこしいくらいどれも良かったりして、
一応もう一度言っておきたいんですけどホントなんでこんなユニット名なん?
アーティストに歴史あり、だなあ。
恋愛小説って読んだことないんですよね。
帰宅中にどうも体調悪いなぁ、とか思いながらやっと帰宅してすぐ体温計で体温計ってみたら
37.7℃だった、って時に最初に思ったのが
「ああ、体温計動いてよかった」だった程度には体調が悪いS2です。
活動中に音楽の方向性を変化させていったバンドやユニットってのは、まあまあいたりしますよね。
真心ブラザーズがフォークからロックに変化したり、サニーデイ・サービスがネオアコみたいな楽曲からはっぴぃえんどみたいなロックに変化したり。
メンバーさんたちの中でどういう心境変化があったか、っていうのはわかりませんし、
外部の立場でどうこう言うのも違うと思いますので、その是非については現時点では特に意見はありませんが、
当時のS2さんは、とある2組だけ、その変化を許容できずにいました。
今回はそのうちの1組にまつわるCDです。どん。
1. 2001
SUPERCARさんがデビューした1997年付近ってのは僕的には最強の音楽時代で、
とにかくこう個性的なアーティストがたくさんいて、メディアもほぼ青田買い状態でいろんなアーティストに光を当ててくれて
実に楽しい時代だったなあと回顧しちゃう僕様です。
僕様がこんなにCD買いまくったのは、特にこの時代が本当に音楽的に面白かったからだっていうのが一番の理由かもしれないので
ふざけんじゃねえよ>1997年という気持ちもなくはないのですがそれはそれとして、
NYANTORAさんはSUPERCARさんの活動時期に於いて、まさに「今後どうしていきたいんだろう?」ってのが
いちファンとして不安になってきた頃に活動開始となったソロプロジェクトという感じになります。
SUPERCARさんは「cream soda」でデビューした時はいわゆるオルタナみたいなギターポップというかロックというかそういう音楽性で、
若者の初期衝動ですご覧あそばせオホホホホって感じだったんですよね。
いやオホホホホとはなってませんけども、この時期'elseさんとかがインディーズでオルタナってたりしてて
こういうサウンドが妙に心地いいなあと思っていた僕様だったんですけども、
比較的早い段階でSUPERCARさんは音楽の舵取りをクルクルっと回し始めたって感じで、
ファーストアルバムはまさにオホホホホな作品でめちゃくちゃ好きだったんですけども、
その後ちょっとして出た「Sunday People」から「あれ?」っていう感じで変わり始め、続く「My Girl」でアコースティック調に変化し、
その後徐々に打ち込みをメインにしたサウンドに変化していったっていう感じです。
この一連の流れで出されたシングルで1枚だけまだちょっと許せてないシングルもあるのですが、
それが何なのかはまたランダムで選ばれたときにお話しするとしましょう。
ド直球のエレクトロニカをぶん投げてきたCDだったんですね。
それまでは「SUPERCARどういう方向に行くんだろう?」とヤキモキしてた僕様だったのですが、
いざフロントマンのソロ作品聴いてみたらもうこっちの方向性で行く気満々じゃねえかと
思うほどわかりやすく道筋を示した、みたいなソロ作品だったと思っていたわけです。
それと同時に、オホホホホな感じが好きだった僕様がSUPERCARさんをちょっと諦めようかなと思うきっかけになった作品でもあります。
まあその諦めはまるで効果を発揮せず最後まで追いかけてしまいましたけども、
そういう意味でこの「99-00」っていう1枚は、少し苦い思い出のある1枚でもあったわけなんです、僕様的には。
今だからこそ、ようやくなるほど、そういう片鱗がもうあったわけねというのを納得できる、
ソロプロジェクトは斯くありき、みたいなCDなんだなと思いました。
ちょっとよくわかりませんよね。いや、説明難しいんですけど、そもそもこのCDって90%インストでできてるんですね。
残り10%はちょっと聞き取れない何かっていう感じの歌詞というか半ば朗読みたいな感じというかで、
もうこの時点で「これをそのままSUPERCARに持ってったら、もう影も形も無くなるよな」という
感想にもなるけど、同時に「この方向性を持ってったからあんなキラキラしたのか」というのも
実によく理解できる、その過渡期CDなわけです。
実験的な側面でリリースされた、というのならまだ粗探しもできたんでしょうけども、
もうこの時点でものすごいクオリティの5曲でしたので、
ああそりゃ諦めの感情にもなるわけだ、なるわけだけど納得もしなきゃいけないよな、っていうのも理解しちゃうんですよね。
もうオホホホホを期待する必要もなくなってるんだな、というのをイヤでもわからせて来るって感じなんでしょうね。
気が散るからオホホホホやめない?>僕様。
完全に「NYANTORAというエレクトロニカユニットによる5曲である」という、
バンドとは切り離した一つの作品として聴くことなんだと思いました。
そういう前提で聴くと、スゲェ作品だなと思います。ずっと綺麗だし、万華鏡の中に閉じ込められたような感覚になります。
アンビエントとかそういうのって、この感覚が重要ですよねぇ。
謎のユニット名、最初のベストアルバム。
竹垣に竹立てかけたかったヤツいるじゃないですか。
そいつ、もう完成している竹垣なのに何でそんなことを・・・と思ってたら
その理由が「竹、立てかけたかったから」とか言ってるのって
相当サイコ野郎だと思うんですけど
前回からそんなに早口言葉に突っかからなくてもよいのでしょうか。S2です。
「なんとなく購入したアーティストをその後のリリースまで追えますか?」
という問いかけをしたことがありました。
もしかしたら前提条件として「まず普通は『なんとなく』でCD買わないんですよ」という意見が
存在しているかもしれませんがそれはそれとして、僕様はもう完全に購入条件となる選択肢の一つに
「なんとなく」というのが存在しているんですよね。まるで理由も無く、完全なる「なんとなく」です。
全然その後の展開と繋がらないっていう謎の行動を取ってしまいましたが、
今回は本当の本当に「何となくで購入した」から始まって、そのまま購入行動に移されたCDです。どん。
1. 裸心
その後も「なんとなくの延長」で数枚追いかける、というのをやってのけるのがS2さんのCD購入クオリティです。
ただ、ちょっとDEVELOP=FRAMEさんの場合は事情が違いまして、僕様この「裸心」っていうシングルを
完全にセカンドシングルだと思い込んで購入しちゃってるんですね。
なーんか今一つ、情報が下りてこなかったんですよねぇ。DEVELOP=FRAMEさん。
もしかしたら本当のセカンドシングル「CHASE」がこのバンドで一番売れたシングルの可能性すらあるのに、
どういうわけかその情報が僕様の所に来る前に折り返し運転が発動してしまい、
結果的に「久々のシングルだぜぇ」として購入することになったのがこの「裸心」だったわけです。
そこからしばらくして一旦活動休止をするっていうのを耳にして、「マジか2枚しか出してないのに」と思って
ちゃんと調べてたら「CHASE」を購入し忘れていることに気づいたわけです。
「CHASE」が追跡できなかったんです!
「CHASE」が追跡できなかったんです(確認!)!
それから今に至るまで結局「CHASE」を購入するチャンスもなく、僕様的にはなかなかのトラウマシングルで
ぶっちゃけ今回の「Cloud Collector」のランダムチョイスで選ばれて聴くまで、どんな楽曲だったのかすら
とんと記憶にございやせん、って感じだったんですけど、なんだこれ。ド名盤じゃん。
「裸心」はメロディーの進行がイエモンさんっぽいなって感じがしましたけど、Voiceless Moduleの「裸心」のInstrumentalを聴くと、
(※DEVELOP=FRAMEさんの楽曲は、CDでは「1曲目」「2曲目」を「1st Module」「2nd Module」と表現します。)
その演奏陣がボーカルを乗せるべくして演奏されてる、って感じでめちゃくちゃ心地いいんですよ。
多分これ1回聴けばサビ歌えるようになるという不思議なキャッチーさがあるんですけど
是非Voiceless Moduleを使って唄ってみてほしいんですよ。やたら歌いやすい!って感じると思うんです。
その後改めてもう一度聞くと、なんかもうものすごい計算されたコード進行と歌詞の乗せ方!ってのに気がつきます。
2nd Moduleの「Howling」も耳に残るサウンドですし、3rd Moduleの「オーヴァーラヴ」は今度歌詞が耳に残るんで
四方八方から魅力で狙い撃ちしてくるって感じですよ。
おかしいな。これめちゃくちゃ売れてなきゃおかしいな。
こんなすごいバンドだったんだっけか。「なんとなく」で買ったとか言ってホントすいませんでした。
これからは「奇跡的な出会いでした」に表現を変更していきたいと思います!
うん、何回聞いても良いよ!これセカンドシングルだったってことにしようかな!
まあ、バンドの頃からもうそういう方向性に しようとしてたもんね、っていうファースト。。 Copyright (C) 2002-eternity Syun Sawaki/S2 All rights reserved. |