「Cloud Collector #31 Dragon Ash『SPIRIT OF PROGRESS E.P.』」を表示中↓
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今日1月26日はドラゴンクエスト2、略してドゴスト2の発売から37周年なんだそうです。
ドゴスト2は常人が作ったとは思えない変な洞窟とか、
シリーズ唯一ともいえるこっちを殺しにかかってくるはぐれメタルとかいろいろありましたが、
僕的に一番悩まされたのは、長すぎるパスワードでした。
特に「め」と「ぬ」とか、「わ」と「ね」とか、1文字似てるのを間違えたかもしれない的な誤りはもう取り返しがつかず、
正解の文字がわからなくて途方にくれたりしたものでした。
ちなみにそのパスワード入力画面で流れてる音楽のタイトルは「Love Song 探して」っていうんですが
そんなことよりこっちは正解を探したい。S2です。
どんな音楽を聴いても「良いね」という感想しか出てこないモードに突入していて、
たぶん精密な検査をしたら「異常」と出ると思うんですがそれはそれとして、
それでも、たった10年くらい前の僕様は、まだその境地にはいなかったどころか、
かなり誤った判断をしていたようです。
今回のCDは、結果的に誤った僕の判断が発生した瞬間に発売されたこちらの作品です。どん。
1. ROCK BAND FEAT. SATOSHI, KO-JI ZERO THREE
こうなってくると「ミクスチャー」という表現が便利すぎるというのがわかります。
ちなみに僕の中で音楽界3大「便利な表現」の残り2つは「ビジュアル系」と「オルタナ」です。
Dragon Ashさんはそういう意味ではデビューした頃は初期のTHE MAD CAPSULE MARKET'Sみたいな感じで、
徐々にHIP HOPに切り替えていって、一旦ちょっとシマウマ挟んで、
ラテンのノリになって、またロックとHIP HOPが噛み合ってミクスチャー状態、って感じで推移しているという印象なんです僕的には。
2006年リリースの「Ivory」あたりから唐突に始まったラテン風の楽曲に僕様超ツボりまくったんですね。
2007年のアルバム「INDEPENDIENTE」なんかはもうしばらく添い寝したくらいです。
ただ上述の通りDragon Ashさんは音楽的にはやんちゃな変貌をしていくため、
その後はベストアルバムを経て、シングル「Velvet Touch」からはロック風な楽曲が強めになっていきました。
まあ「Velvet Touch」は僕様比較的よくカラオケでも歌ったりしてお気に入りだったんですけども、
心のどっかでは「またあのラテンの感じに戻ってこないかな」って思ってたわけなんですよ。
「Velvet Touch」からさらにアルバム1枚、シングル3枚経てもなお僕様「まだかな〜ラテン」とか
思ってたわけなんですよ。うん、まあこれ基本的にS2さん諦め悪いだけなんですけども
そこで出たこのシングルの1曲目、ご覧の通りタイトルが「ROCK BAND」じゃないですか。
いやいや僕様としてはラテンバンドなんですよ。勝手に。
なのにこの「ROCK BAND」って楽曲の歌詞で断言するわけですよ。
「俺の夢はロックバンド」って。
この歌詞だけ見て超純粋培養の僕様は「ああ、ロックバンドだったか!」ってなって、
ぶっちゃけこの1行の歌詞きっかけで、これ以降Dragon Ash買ってないんですよ。
凄くない?凄いっていうか、アホやんな?
そもそもS2さん、一番最初に出た「THE DAY DRAGGED ON」を発売日に買ってからずっとここまで追いかけてきてたんですよ。
てことはそもそもロックバンドだったことも知ってたはずなんですよね。
だからあの「俺の夢はロックバンド」って歌詞も最初から聴いてきてれば普通にただの原点回帰発言でもあったりして、
今更衝撃受けてる理由に全然なってないんですよね。今更気づいたよ。
13年追い続けたのに勘違いして、それから14年後に間違いに気づいたよ。
聴いてみたわけなんですけど、「ROCK BAND」と「GHOST REMAINS」は客演もあってHIP HOP込みのロックチューンです。
これはもうDragon Ashさんとしてはもうお得意のサウンドって感じですよね。
ただ僕としては3曲目の「TIME OF YOUR LIFE」を推したい。これ2010年当時の僕様、良さに気づけてたかなぁ。
この楽曲のバックミュージックのアレンジ超良くない?って思うんです。
サビに入った時のKjさんの歌い方、メロディーラインに対するバックサウンド、これマジでたまらないっす。
いかんのですわ、僕様。こういう細い音が自己主張してくる感じに弱いんですよ。
これ結果的にこの1枚でDragon Ashさんの良さめっちゃ詰め込んでる感じがします。
例えば「Rainy Day And Day」のリリースの際、カップリングの「Invitation」でちょっと驚いた人、いたかもしれませんが、
似たような感じを4曲目の「PARTIAL BLIND」で感じることができたかもしれません。
だからちゃんと「多彩なバンドなんだよな」っていうのがわかる1枚でもあるんでしょうね。
アルバムになると比較的コンセプト的なものでカチっと固まるっていう印象がDragon Ashさんには僕的に抱いてるんですけど
このシングルは撒き餌のように、一旦ちりばめてみた感じがします。
良いシングルだと思うんですよ。今は。マジ当時の僕なんなん?
収録曲名に使われてる単語の3/7が「GO!」て。 Copyright (C) 2002-eternity Syun Sawaki/S2 All rights reserved. |