「Cloud Collector #27 FANATIC◇CRISIS『Behind』」を表示中↓
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テレワークの日の朝、娘ちゃんに「学校に行くから、最初の道路の曲がり道まで送ってって?」とおねだりされたので
まあ可愛い娘のお願いだから?と思って一緒に行ってあげたところ、
同じ通学路のお友達と一緒に普通に登校していきましたけどこれパパ要る?S2です。
そのジャケットがそのまま楽曲の世界観に通じていたり、逆に「なんでこんなジャケットなんだろう」と思わされたり、
CDを購入するっていう行動は、まず手に取った瞬間からそのドキドキが僕としては始まっていたりしています。
ごくまれに、ジャケットそのものが単独でとんでもない説得力になることもありますよね。
例えばキング・クリムゾンさんの「クリムゾン・キングの宮殿」のジャケットなんかはもう楽曲聴く以前の狂気ですし、
ビートルズさんの「アビー・ロード」はただの観光名所です。
他にもライムスターさんのアレとかSOUL'd OUTさんのアレとかイングウェイさんのアレとか、作品以上にジャケットが独り歩きしているものは多く存在します。
僕と同じこと思ってた人いない?と思い続けているこちらの作品です。どん。
1. Behind
同日に「DEFECT LOVER COMPLEX」というシングルもリリースされています。
メジャーだろうがインディーズだろうがファナさんの楽曲は常にトップクラスのメロディーセンスと演奏で超素敵ですよね。
このシングルもA面曲「Behind」は疾走感ある演奏にポップな曲が乗っかり、そして相変わらずの石月先生の力強い歌声で
なんつーかもうずっと聴いていられる歌という感じです。
カップリングの「ノイド」も超カッコいいですし「オヴラート」の実験的な遊び心も面白く、
シングルとしては全方向で文句付け所のない1枚という印象です。
で、なんとなく「♪途切れ途切れぁぁあぁあぁあぁぁあああぁあ」って歌ってみたくなるんですよね。
ビブラートの活字表現ってこれで合ってるのかな。
僕としてはこのシングルはなんとなくファナさんのシングルとしては代表作品の一つ、くらいの印象で思ってるんですが、
当時のラストライブでもレパートリーには含まれず、転生したFANTASTIC◇CIRCUSさんでも日比谷のライブで披露されず、
続く「THE END OF 30TH BOYS 2023」のライブでも相方の「DEFECT LOVER COMPLEX」はやったけど「Behind」はやってないみたいで、
S2さんが世間とズレてるというのが実によくわかります。
リリースした当時は「Behind」はドラマのオープニングに抜擢されてタイアップつきだったというのに、
なんか妙に肩身の狭いというか不遇な扱いになってやしないか?と思う作品だったりするんですが、
さてここでいよいよこの作品にまつわる本題の話、つまり
このCDのジャケットの問題に話を移そうと思います。
皆さんは一度Web検索で「FANATIC CRISIS Behind」で画像検索してみて、
このCDのジャケットがどういうものであるか、というのをまず事前に把握していただきたいんですね。
簡単に説明すると、いわゆる「非常口」のピクトグラム。
これが「FANATIC◇CRISISさんの『Behind』というシングルのジャケット」ということになるわけです。
で、このジャケットのせいでこのシングルは「EXIT」という作品だと勘違いする、というのが
僕が長年思い続けて、今もなお継続中で勘違いすることなんですけど
誰か僕と同じ思いをしている人いませんでしょうかね。
いや、ただそれだけだったらね、リリースされて23年も経過してんだから
いい加減覚えろ>S2さん、って話なだけなんですけど、
この話で何がややこしくさせてるかというと「EXIT」っていう楽曲も存在するっていう点なんですよ。
「Behind」がリリースされてから2年後にリリースされたアルバム「5」にこの「EXIT」が収録されてしまい、
この「EXIT」って楽曲がライブの定番曲化したもんですから、
なおさら「EXIT」って楽曲の存在感・インパクトが爆上がりしてしまったわけなんですよ。
転生後のFANTASTIC◇CIRCUSさんでも漏れなく演奏されている楽曲なので、現在に至るまで僕の中での「楽曲の名称」の存在感が
「Behind < EXIT」の状態になってしまっているわけです。
それを踏まえて例のジャケット見てください。「EXIT」でしょ、このシングル。
なんだったらちょっとボヤけてはいるけどジャケットに「EXIT」って文字も書いてあるんですよ。
ここまで材料揃っちゃうとジャケットだけ見たら作品名「EXIT」でしょこれ。
ほら、あるじゃんたまに。シングルCDで作品名と収録曲が一致しないCDって。
七尾旅人さんの「ナイト・オブ・ザ・ヘディング・ヘッド」っていうシングルに「ナイト・オブ・ザ・ヘディング・ヘッド」って楽曲がなかったり、
マキシマム ザ ホルモンさんの「肉コップ」っていうシングルに「肉コップ」って楽曲がなかったり。
よし決めました。今回のCDはこうです。こういうことにします。どん。
1. Behind
アルバム順で聴くと、古い気球が飛んでっちゃう。 シングルで聴くと、ただの名曲。 Copyright (C) 2002-eternity Syun Sawaki/S2 All rights reserved. |