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[りむーぶ・あすたぁ]

「Cloud Collector #16 Scudelia Electro 『ELECTROCKS』」を表示中↓

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★2023年10月17日（火）★Cloud Collector #16 僕様そこそこお仕事頑張ってると思うんです。長いこと。 だからそろそろ僕にも紫綬褒章くらい出てもいいんじゃないかと思ったんですけど、 貰えたら貰えたで間違いなくその肩書、持て余すなと思ったら特にいらなくなりました。 普通で充分。Ｓ２です。 稲妻のようにチャンピオンが旅立ってしまいました。さらば青春の時。 図らずも「時間は有限なのかもしれない」と気づかされてしまいますね。 今出ているCDや配信楽曲も、時を経ると「実はそれがラスト作品でした」っていうことがありえるかもしれません。 なおの事、その１枚１枚、１曲１曲を大切に聴いていきたいな、と思うようになりました。 冷静に考えれば、ソロであってもバンドであっても、例えば事前に「活動休止」「解散」「引退」っていう情報があれば 「次に出るのが最後なんだな」って思えるわけですが、 だいたいのバンドとかはこちらの想定とちょっと違うタイミングで突然の休止になったりするわけです。 僕様だってこのサイトで書いている文書が、つぎの行進で突然 かゆい うま で途切れるかもしれないわけすから、人生何が起きるかわからないわけですよね。 もう例えは古いし言ってることも分からないしこれのどこが紫綬褒章なんだよという感じですがそれはそれとして、 今回のCDはまさに結果的に本日時点ではオリジナルラストアルバムとなっている１枚です。どん。 No. 6243 「ELECTROCKS」 アーティスト名：Scudelia Electro 発売日：2003/05/14 1. Ride on time 2. ELECTROCKS 3. 一万マイルの彼方へ 4. 君の後ろにも？ 5. Baby Baker Bittersweet 6. Yes, I will... 7. Softly, you go 8. 陽光風車 9. ネオングロウ 10. ラヴ・ドロイド 11. ハロー・センチメンタル・パンクス というわけでScudelia Electroさんです。 このサイトとしては、３つ前のCloud CollectorでSPIRAL LIFEさんをやってますけど、 Scudelia ElectroさんはSPIRAL LIFEの石田小吉（現・石田ショーキチ）さんがSPIRAL LIFE活動休止後に開始したユニットです。 ああ、そういえば僕はまだSPIRAL LIFEの活動再開を諦めてませんからね。 で、そこに寺田康彦さんと吉澤瑛師さんという豪華なエンジニアが集まってできているユニットなわけです。 アレですね。三色丼みたいな感じですね。 メバチ、キハダ、ミナミの三色丼っていう感じですよね！ わあすごい！全部マグロじゃねぇか！ で、まあそんなScudelia Electroさんのオリジナルアルバムのリリースとしては、これが現時点でのラストアルバムなのです。 この頃にはもう先行シングルとかも出さずに、1年ずつアルバム投下してくる感じでリリースがあったのですが、 そこからちょっと経って解散してしまったので（後にもっかい復帰してまた解散）、 まさにこのアルバムを聴いてた当時は、そのまま解散するとは思いもしなかったわけですわ。 基本的にScudelia Electroさんの楽曲ってのは実に美しいメロディラインと確実に固めてきてる感じのアレンジと、 ファンタジー感を織り交ぜて来る歌詞とたまにヤンチャ坊主、みたいな特徴があるわけなんですが このアルバムはまさにその集大成と言える、聴きごたえのエグいすげぇアルバムです。 まあ石田さんの楽曲がスゲェっていうのは、もう僕の中では今更持ち上げるようなことじゃないんですわ。 織田信長がスゲェ、徳川家康がスゲェ、みたいなのと同列なんですよ。 僕の中では 織田信長 豊臣秀吉 徳川家康 石田小吉 っていう列挙があっても全く不自然じゃないわけなんですね。 「何！？尾張の織田家？こちとら町田市の石田家じゃ！」みたいな。 あれ？なんだこのはじめてのおつかいみたいな空気感は。 いや、でも比較的僕の中ではそんなに極端な持ち上げ方でもないんです。 メロディラインの美しさを至上としているところがある僕様としては、 日本のメロディメーカーではトップ5に君臨する方だ、と本気で思っています。 このアルバムでは石田さんだけでなく寺田さん・吉澤さんによる楽曲もマジで美しく、 かといって「Ride on time」のようなロックな（やんちゃな）感じもちゃんと存在していて、 「陽光風車」なんていかにも石田ショーキチさんがつけそうなタイトルの曲もあるし、 なんかこう、このアルバムに限った話じゃないんですけど、1度に全部最後まで聞くのがもったいなくなるんですよねぇ。 この激美麗楽曲、もっと多くの皆さんに是非味わっていただきたいと思うわけなんですよ。 当時からずっと言ってると思うんですよ僕様！ カラオケだと恐れ多くて入れられないんですよ僕様！ その前に入れたとて、誰も知っててくれないんですよ！ ああ腹立たしい！ただちに日本国民全員聞けばいいのに。 ああ、そういえば「#13」でSPIRAL LIFEの「GAME OVER」を紹介した際に、 「石田ショーキチさんは100マイルずつどんどん遠ざかる」という話をしましたが、 よくよく考えるとこの「ELECTROCKS」に「一万マイルの彼方へ」という楽曲が入っているのを 「#13」の執筆の際に完全に忘却してましたね僕様。 そうなると、改めてその進み具合を見てみると 「100 MILES」（1993年、SPIRAL LIFE) 「200 MILES AWAY」（1997年、SCUDELIA ELECTRO) 「300マイル離れて」(2020年、石田ショーキチ) だったわけですが、正確には 「100 MILES」（1993年、SPIRAL LIFE) 「200 MILES AWAY」（1997年、SCUDELIA ELECTRO) 「一万マイルの彼方へ」(2003年、Scudelia Electro) 「300マイル離れて」(2020年、石田ショーキチ) となりますので、100マイルずつ遠ざかるどころかジェット機レベルで一回すっ飛んでってるようです。 2020年に「300マイル離れて」とか言ってますけど、離れたの、それどころじゃなくね？ Ｓ２さん「#13」の更新の際に「2296年頃に『400マイルさようなら』みたいな楽曲をリリースするのでは」 とか書きましたけど10000マイルの時点でとっくにさようならだわ。 では次回のランダムプログラム、どーん。 No. 4054 Next CD's Hint！！ 「液体状に広がる悲しみ」という表現の美しさよ。 それでは、また次回。 Copyright (C) 2002-eternity Syun Sawaki／Ｓ２ All rights reserved.