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Text Contents/ このサイトなんなん 厳選エーテルノート 検証と考察 意識調査 皮膚の馬太郎 Cloud Collector
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仕事に於いて、自分が何歳であろうと、どんな役職であろうと、やっぱり日々勉強なんですよね。
新しい知識や能力を身に着けようと思い、専門書を3冊ほど購入したわけですよ。
何が凄いって枕元に置いといたら上質な睡眠を得れてる気がするんですよ!
1. FORK IN THE ROAD
ネットで音楽仲間と繋がりまくってた頃、特にビジュアル系界隈の仲間から頻繁に「MAGGIE MAE」というバンドが凄かった、と
都市伝説ばりに言われ続けてたんですが、そんなバンドのボーカルだったTAKUIさんについても
「20's CALBORN」って作品が凄い!ってこれまた都市伝説レベルで話題だったんですね。
ただその流行めいた流れにS2さんは全く乗らなかったんです。
なぜなら「20's CALBORN」はデモテープで販売されたものでCDじゃなかったからです。
結果的に僕様の思考は「CDか、CDじゃないか」の2択で形成されていることが判明したわけですがそれはそれとして、
そんなわけで、情報のすべてが都市伝説みたいな状態で、ただただ
「TAKUIさんが凄い」っていうキーワードだけが僕の中で独立志向として存在し、
メジャーデビューからしばらくの間追い続けていた、というわけなんですね。
徳永英明さんかな?っていうレベルの超完成された楽曲です。
徳永英明さんの楽曲を聴いてきた人なら、さらに「徳永英明さんかな?」と思うことうけあいです。
歌詞も美しいんですよね。「FORK IN THE ROAD」は「別れ道」という意味があり、さらに「人生の岐路」みたいな意味もあり、
まさにそんな「時代の岐路に佇んだ」という歌詞がゾクっとさせてくるわけなんですよ。
その歌詞に対してメロディラインの綺麗さが絶妙にマッチするんですが、さらにそのアレンジが秀逸なんですよ。
あまり肉付けされない、派手さを加えないっていうところが空気感の作られ方が半端ないのです。
そのせいで「vocal off version」を聴くと逆にシンプルすぎて物足りなくなるんですけど、
この楽曲はボーカル込みで100パーセントピースとして完成する感じがします。
そもそもカラオケバージョンをそんなじっくり聞かないもんなのかもしれませんが、
このアレンジは要するにTAKUIさんというボーカリストを最大限引き立たせる仕組みなのかもしれません。
だからこのシングル、全然違うテイストの2曲が楽しめるという意味では非常に良質なシングルって感じです。
個人的にはこの「DESTINATION」の歌詞にも「じゃあ道をふたつに切り裂いて」っていう歌詞があって、
こっちでも「別れ道」作ってるっていうのが非常に好きなんですよね。
これ意図的なのかなあ、考えすぎなのかなあ。今となってはわからないっすけど、作品全体で深読みできるのがまたいいんですよね。
歌詞の巧みさが際立つ1枚ということで、僕的にはこの1枚がTAKUIさんの入門編として布教していた感じでした。
ただTAKUIさんは作品によっては謎テンションの楽曲を炸裂させてくることがあるので
この「FORK IN THE ROAD」だけでTAKUIさんの作品にぶつかっていくと比較的痛い目に合うことになりますので
注意が必要であるってことだけはお伝えしておきます。どちらもTAKUIさんらしさであり、要素の一つです。
謎の使いまわしジャケ、 謎の使いまわし写真、 謎の収録内容の サンプリング多彩シングル。
とある駅前を歩いてたら、街頭アンケートの人がいらっしゃいまして、
「お住まいについてのアンケートをお願いできませんでしょうか」と呼びかけをしたのに対し、
前を歩いてるおじさんが「住んでない!」とだけ発言して去っていきましたが
正しい展開ですかコレ。S2です。
まあ、そりゃ1万枚以上のCDを保持しているとはいえ、歴史が長いアーティストであれば数十枚CD出したりしてますし、
そこまで長い歴史じゃなかったとしても、1種類のCDで複数種類のバージョンで出すアーティストもいますよね。
後者は「ふざけんな」以外の感想はないんですがそれはそれとして、
枚数として多く出していれば登場の重複は当然するわけです。
で、同時に同じコンセプトでできてるCDってのも登場すると思います。
そんなわけで、今回の1枚は後に「過去にやったあの1枚」ともひかくしてみたくなる1枚です。どん。
DISC1
1. 割れた窓
DISC2
1. スピカ
DISC3 (Blu-ray)
1. プラっと語リー酒 〜ベストアルバム編〜
これ当時、ネットで投票フォームがあって、Plastic Treeさんの全楽曲から2曲だか3曲選べたんですよね。
S2さんもこれ、もちろん投票したんですよ。
結果、全く入らなかったってのが、いかにも僕様らしいですよね。
確か、僕が投票したのは「Ghost」と「エンゼルフィッシュ」だったと思うんですよね。
「エーテルノート」じゃないのかよっていうのが奥ゆかしいですよね。
そりゃそうですよ。10年以上前に、10年近く「毎日更新」という自分で勝手につけた足枷に苦しめられたんですから
好きなわけがないんですよ。いや楽曲としては好きですけどね。
ちなみに投票者は本作のBlu-rayのエンドロールに名前が載りますので、もちろんS2さんの名前も掲載されています。
何か知らんけどスクロールされてくる自分の名前に全力で力が抜けましたが、
まあそんなもんでしょう。いいとしましょう。そんな僕様のしょーもない雑談はいいとして、
このベスト盤はまさにオールタイム状態で収録されています。概ねリリース順に並んでますので、改めて整理すると
1. スピカ (Single 2007年)
アルバム1曲目収録曲が選曲されていない、というのも驚きでしたね、個人的には。
ただまあ、ファンが選んだものであるという性質を外して考えれば、オールタイムベストとしては実に機能的です。
メジャーデビューシングルからアニメ主題歌抜擢楽曲を経て、会場限定配布楽曲も入れちゃうという
なんかちょっとファン目線のサービスみたいなものをふくめてくれちゃったりして、
「ライフ・イズ・ビューティフル」でちょっと狂ってみちゃうあたりもいい感じです。
これが選曲されるような暴挙もありませんでした。
ちなみに「ゼロ」は2017年にPlastic Treeさんのトリビュートアルバムで再録されてますので、
楽曲としてのレアリティは下がっていますが、あらためて年代順に入れるとしっくりきますね。
そういう選曲にも見えなくもありません。収録曲自体はほぼシングルですけど、アルバムにもめっちゃ魅力的な楽曲ばかりですし、
ここで興味を持っていただいて、さかのぼっていきやすいベストアルバムというところです。
全CD持ってる僕様は結局「メランコリック」の再録のためだけに購入したことになりますが
まあそれでも一気に聞いて歴史を再確認できる非常においしいベスト盤だったと思います。
冒頭にも書きましたが、Plastic Treeさんの楽曲としては今回紹介するのは2作目(1作目はこれ)ですが、
同時に「ファンが選んだベスト盤」という視点でも、2作目の紹介となります。
1作目はこのガチ勢の呪いが渦巻くやつです。
こう比較すると今回紹介している「(Re)quest」は優しいアルバムだと思いますし、
あちらの作品は魔王の側近たちによるボス戦ラッシュで、
どちらもちゃんとファンらしい完成形なのかな、とは思います。
でもどちらにせよ、ファンがあれこれ考えて完成するベスト盤って素敵だと思いますね。
過去にSOPHIAさんも同じようにファンベストを作る為に選曲を募集したところ、
某掲示板で「『ミサイル』に投票してください!」っていう裏工作が浮上していて、
ファンによる純粋なベストを作ろうとしてるのにカンバス行為するとかホントにファンなのかコイツ?と呆れたりしたものでしたが、
今回の選曲にそんなもんは一切なかったと信じたいです。
とんでもない歌唱力による別れ道バラード。
今回の更新の下書きのトップにずっと「必要不可欠 カニさん」って書いてあったんですが
何を書こうとしたんだ?僕。S2です。
そもそも「ベスト盤」の定義って何でしょうか?
まあ、ベスト盤にもいろんな種類があると思うので一概に一括りにはできないんでしょうが、概ねその目的は
「過去の代表曲を集めたもの」だと思うのです。
発表されてないのに代表扱いってどうなんですかね。
フォーイグザンプルあなたがテレビでサッカー日本代表の試合を見てたとして、突然監督が選手交代として
あなたに「今すぐ競技場まで来て試合に出ろ!」って言ってきたらどうします?
非常識すぎて考える必要性もないですがそれはそれとして、
僕としては「ベスト盤」ってのは、過去の代表曲がその時のアレンジのまま収録されてて十分だ、と思うわけなんです。
リマスタリングはしてもいいけど、リミックスだの再録だのっていうのも個人的には不要だと思う派なんです。
だってそれだけが理由で買わなきゃいけなくなるじゃん。
アーティスト非公式でベスト盤出すのをやめるのが先だと思います。
で、今回のCDは、まあベスト盤として上記の色々に引っかかりはするんですけど、
多少しょうがねぇ気もするっていう1枚です。どん。
1. GIVE YOU A BEAT
タイトルの通りこちらは宇都宮隆さんが選曲した、主にダンス系の楽曲を中心にまとまったベスト盤となります。
そんなコンセプトがあるからか、リミックス版の楽曲の収録が目立つ感じになってますね。
オリジナルバージョンではない収録となっているのは「KISS YOU」「COME ON LET'S DANCE」「RHYTHM RED BEAT BLACK」「GET WILD '89」で、
明記はないですが「SPANISHI BLUE」はリミックスアルバム「DRESS」収録バージョンだそうです。
1曲目の「GIVE YOU A BEAT」はイントロダクション的な楽曲なのでベストとは?と疑問はありますが、
収録曲の半分はオリジナルバージョンではありませんが、これはコンセプトがダンスナンバーというところにある以上は
仕方がないというか、あるべき選曲だと思います。
ただ基本的にクセが強い。
「RHYTHM RED BEAT BLACK version 2.0」は頭に残りまくるリミックスが9分以上続くので
10回くらい連続で聴いたら拷問化すると思いますし、
「COME ON LET'S DANCE」のリミックスなんか最初の3文字しか歌わないとかです。
「SPANISH BLUE」にせよ「DON'T LET ME CRY」にせよ「あの夏を忘れない」にせよ「PASSENGER」にせよ、
いずれもそのままシングルカットされていますって言われてもおかしくないレベルですし、
このコンセプトでベスト盤切れるっていうことだけでスゲェ事なんだと思います。聴きごたえが半端ない。
スターマインだけ打ちあがる花火大会みたいなもんです。
カリフォルニアロールだけ流れて来る回転寿司みたいなもんです。
楳図かずおさんの家だけを連続訪問する不動産屋みたいなもんです。
大丈夫大丈夫。何を言ってるかわからんのは僕も同意見です。
ベスト盤の購入はただの趣味、かと思いきや、このアルバムは「OPEN YOUR HEART」が収集当時このアルバムにだけしか収録されてない、
という事情から「絶対買わなきゃならないベスト盤」となっていました。
ここで冒頭の話が出てくるわけです。ベスト盤に未発表曲入れるのどうよ?っていう。
ただこの「OPEN YOUR HEART」は仕方ない、と思っています。
1984年と言えばTM NETWORKさんがメジャーデビューした年ですが、ファーストアルバム「RAINBOW RAINBOW」は1983年の後半には
レコーディングが開始されていたはずなので、厳密には1983年時点で既に存在していた楽曲です。
この時、「RAINBOW RAINBOW」の収録候補から外れてしまい、後1989年に小室哲哉さんのソロアルバムに
「OPERA NIGHT」というタイトルでリメイクされることになりました。
「OPEN YOUR HEART」、「OPERA NIGHT」。うん。いい韻だ。
まあそんな経緯で、生まれ変わった楽曲となったことでTM NETWORK版「OPEN YOUR HEART」は日の目を見れないバージョンとなってしまうわけです。
逆に「OPERA NIGHT」のほうは収録アルバムがそこそこ売れていることもあって日の目モードです。
こうなってくると元ネタである「OPEN YOUR HEART」を発表する機会って、もう存在しない気がしません?
唯一あるとしたら、ここなんですよ。解散する時に出るベストアルバムに、ボーナストラック的に。
ただ未発表曲をベスト盤で発表した、というわけではなく、
ここ逃したらガチで終わるこのタイミング以外ないわけなんですね。
ほら、絶対仕方ないでしょこれ。
仕方ないアルバムというわけです。
絶対表現間違ってるね>僕様。
この企画初の2回目登場バンド、 初心者にもやさしいファンベスト。
今のところ人生で「そっちは残像だ」とか「そっちは影武者だ」とかそういう系の発言を
したことがないのが非常にシャクなので、そっくりなアンドロイドを作って「そいつは複製(コピー)だ」って言いたいんですけど、
ないんだよなあ、化学力が。
過去はそういうのをネットの友達との情報交換がメインでしたが、もうなんか普通に情報収集できてる自分がいますね。
Hue'sさんやanewhiteさんを見つけた時は心の養分が満たされるのを感じました。
ちょっと何言ってるかわかりませんがそれはそれとして、そんな僕様は一度に購入するCDの量が
雛鳥の為に巣を作ろうとして運んでいる枝の量みたいな感じになっているのが
店員側としても記憶に残ったりしていたようで、一時期は新宿のタワレコの店員とか地元駅前のレコファンの店員とかに
顔を覚えられたりしていたもので、その交流がMAXになると唐突に
「Sさん、こういうの好きでしょ」とか言いながらオススメCDを勝手にカゴに入れてきたりしました。
何が凄いって大体、正解だったってのがさすが店員さんですが、
今回ご紹介のアーティストは、インディーズ時代にどっかの店員さんがオススメしてきたバンドで、その人たちのCDです。どん。
1. さびしんぼう
「もう、聴きな、これ。な。」みたいな感じで勝手にカゴに入れてきたのが
GOING UNDER GROUNDさんの「Cello」っていうCDだったんですね。
それを疑う余地ゼロでそのまま購入するのが僕様クオリティで、
そんな出会いから以降しばらくの間ずーっと追い続けていたわけです。
その時の話はまたいずれ「Cello」がランダムプログラムでチョイスされたときに取っておくとしますが、
今回のこの「ホーム」というアルバムは、そんなGOING UNDER GROUNDさんがメジャーデビュー後、
セカンドアルバムとしてリリースされたものとなります。
先行シングルは「ミラージュ」と「ランブル」で、それぞれのカップリングだった「秘密」「サンセット」は未収録ながら、
ぶっちゃけ定価3045円中「kodama」だけで2945円分の価値があるというくらい
「kodama」という楽曲に魂ごと持っていかれてしまった僕様でした。
そのほかにも「さびしんぼう」や「流線形」など、非常に優れた楽曲の多いアルバムなんですけど
まあGOING UNDER GROUNDさんはこれくらいの事は全然普通にできるので、
要するにもう全部良いから聴けばいいです。
出ているような気がする僕様なんですね。決して悪い意味ではなく、なんというか、
「荒さ」と「らしさ」と「方向性」の融合みたいな感じですかね。
メジャーデビューした直後くらいのGOING UNDER GROUNDさんも、まだその「インディーズらしさ」が残ってた印象が強くて
その感じが凄い好きだったんです。けど、この「ホーム」くらいから「メジャーとしての洗練」みたいなのが
融合されてきたっていう感触もあったんです。そしてその後、GOING UNDER GROUNDさんはどんどんメジャーとしての音、
という感じに聞こえてきて、それはそれでやっぱり素敵な歌も多かったんですが、なんとなくその
「荒さ」もしくは「粗さ」みたいなのが薄れてきた感じもあって、
僕が「さびしんぼう」だったんですよ。
僕が「さびしんぼう」だったんですよ。(確認!)
そんなもんで僕としてはこの「ホーム」というアルバムが一区切りになっていて、一旦GOING UNDER GROUNDさんから離れたんですよね。
なんだろうな、多分僕の中では「もっとわがままな音を出してもいいのにな」みたいに思ったのかもしれないですね。
結果、僕が再びGOING UNDER GROUNDさんの音源に手を出したのはシングル「ダイアリー」まで待つことになりました。
何 も 離 れ て な い し 、 何 も 待 っ て な い !
実は意外とクセのある、 赤いダンスナンバーベスト。
好きなキャラクターやアイドルの事を「推し」と表現し、それを応援する行為を「推し活」といいますけど、
その「好きなもの」がトンカツだった場合「推しカツ活」になるとして、
トンカツを押していく陸上競技を好きで推奨する行為が「推し押しカツ活」となり、
重みを加えたトンカツを押していく陸上競技を好きで推奨する行為が「推し圧し押しカツ活」となり、
重みを加えたトンカツを押していく陸上競技の勝利が好きで推奨する行為が「推し圧し押しカツ勝活」となり、
重みを加えたトンカツを押していく陸上競技のが僅差で勝利するのが好きで推奨する行為が「推し圧し惜し押しカツ勝活」とるわけですが、
どこの国の陸上競技だよこの野郎。S2です。
CDを無差別購入モードで買いあさってきた僕様にも、一応定期的に「このアーティスト、現在推し」みたいな状況になることがあります。
ただ、僕様が推したアーティストやバンドは3年以内に活動休止するジンクスみたいなのがあって
完全に偶然なんですが一旦それを周囲に公開するのをやめた時期がありました。
いや僕が好きになろうがならなかろうが、その人やバンドはその時期に活動休止することになっちまってたんでしょうけど、
それでも「人生」っつーもんは自分を主軸として過ごしていかざるを得ないわけで、
結局「関係ないのはわかってるけど、できてしまったジンクスは気になっちゃう」って感じになりがちです。
その結果、今回のアーティストは推してたんだけど周囲に「推してます」情報をそこまで明言しない代わりに、
勝手に「お嬢」と呼んでいたアーティストのCDです。どん。
1. I will (album version)
この呼び名は微塵も浸透していない僕様近辺で発生した呼称ですので、
本日はこのサイトにお越しの皆様はこのサイトを閉じた瞬間その呼称のことは忘れましょう。
S2さんはお嬢のCDについてはファンハウスで最初のシングルが出てからインディーズに活動するまでの
恐らくすべてのCDをリアルタイム購入してきているほどの「推し」ではあったんですけども、
ただ「現時点で今滝真理子さんにハマってるんだ」っていう表現じゃなく、非常に簡潔に
「お嬢、良い」っていう表現だけしていたというキオクです。
なるほど、この発言だけ見たら逮捕案件かもしれませんね。
今回ご紹介しているのはファーストアルバムリリース後「あなたの手」「I will」「東京タワー」「心で見えるもの」といった
4枚のシングルリリースを経て、約2年越しにリリースされたセカンドアルバムのほうになります。
お嬢の作品でいうとファーストアルバム「Cheap Chic」までは「まあ、今流行りな感じのね」っていう印象もあって
そこまで激推し、というところまでは行ってなかったんです正直。
いや、結局のところ全作品の中で僕の中でベストソングはそのファーストアルバムに収録された曲ではあるんで結局好きなんですけど、
明らかに「あなたの手」というシングル以降「なんかちょっと鎖が外れた?」って感じで
聴いた感じの曲の雰囲気が軽くなったというか、「『らしさ』の開放が始まった」というか、
曲の美しさもそうなんですけどアレンジが好みな感じになって、結果シングルが出るたびに周囲の仲間に
「お嬢、来た来た」みたいなことを言ってたわけです。
あーなるほど。この頃の僕様、不気味だわ。
よかった、この発言路地裏でひっそり言ってたら今頃塀の中かもしれん。
このアルバムが来たわけです。シングル表題曲の完成度が毎回高かったのは言うまでもないんですけど、
このアルバムに収録されてる楽曲は全て、他のシングル表題曲の代わりにシングル化されていても全然不思議じゃない作品ばかりで、
なんかもうお祭り騒ぎなんですよ。
違うな。ベスト盤みたいな1枚なんですね。
そんな粒ぞろいな楽曲たちが集結しちゃってるのが逆効果になってる点が一つ、僕の中でもやもやっとあるのが
収録順はこれで正解だったのか?という点なんですね。
これね、ちょっと聴いていただかないとわからない点だとは思うんですけどね。
最後が「東京タワー」なの、位置的にここで正解?っていうのが聴いてる当時から
改めて聴いた今に至るまで、やっぱり謎のままになってしまっています。
いや、うん。もうピース的にここしかなかったのかもしれない。とにかく全曲が劇的完成度なせいで、
どの曲がどこに収まっても結局同じこと言ってるかもしれないとは思うんですよ。
何だろう、何に例えたら一番わかりやすいのかなこれ。
あ、あれだ。「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」ってあるじゃん?
「前」が一番最後なの、どう思う?みたいな。
「前」なんだからもっと前にあったほうがよくね?
うわすげえ!自分でも「何言ってんだこいつ」ってちゃんと思えてる!!
もっと評価されても良かったと思うなあ、このアルバム。
徐々にインディーズ色が抜けていくさびしんぼう、
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