「皮膚の馬太郎 初版」を表示中↓
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S2です。 今日は皆さんにご協力をお願いしたい事があります。 この日の朝、僕はある夢を見ました。そしてその内容をここ「rm*」のエーテルノートで 皆さんにお伝えしました。 以下が当時の記事です。 そんで僕は小さい子供っていう設定だったんですね。 で、僕は小さい頃よくおばあちゃんに寝る前にお話を聞かせてもらったりしていたんですけども、 僕が「今日はどんなお話を聞かせてくれるの?」ときいたところ、おばあちゃんが 「今日は『皮膚の馬太郎』だよ」と言ったところで 目が覚めてしまいました。うわ、それは聞きたかった。超聞きたかった。S2です。 本日また「皮膚の馬太郎」の夢を見てしまいました。 まあ、昨年見た夢と同じ夢ではなく、祖母も出てきませんでしたが、今日見た夢では 僕が多分どっかの診療所の待合室かなんかの椅子に座っており、 ふと本棚を見たら「皮膚の馬太郎」の絵本があったんです。 その時の僕は「ああ、皮膚の馬太郎があるなあ」と存在を容認しており、 そこで目が醒めた訳なんですが、どうなんでしょうこれ。 もしかして僕は1月になると「皮膚の馬太郎」の夢を見る病なんでしょうか。 だとしたらあらゆる意味で難病です。 それとも僕が知らないだけで「皮膚の馬太郎」というお話は存在するのでしょうか。 そして僕の潜在意識の中にそれが残っていて、夢がそいつを引き起こしたとか・・・! そう思って先ほどgoogle先生で検索したら自分のサイトしかひっかからなかったので なんか変な恥ずかしさを感じたんですがそれはそれとして、 そう考えるとやっぱり(ていうか当たり前ですが)「皮膚の馬太郎」なんて物語は存在しないわけです。 となると必然的に僕の心の中に「潜在意識」として潜んでいる、という可能性もないでしょう。 僕の精神が「異常」の最終判断を下す気がしてなりません。 ここはそろそろ「皮膚の馬太郎」に決着をつけたいと思うんですよ。 皮膚の馬太郎、造りませんか? 過去にこのサイトでは「発狂チャンネル」という企画があり、1行ずつ物語を書いて一つのあらすじを完成させる、 っていうのをやってましたが、それの応用です。 皆さん、「皮膚の馬太郎」の物語を1行だけ考えて、僕に送ってくれませんか? どんな場面でもいいです。スタートでもオチでもいいです。どこか架空の1文を切り取ってください。 例えば桃太郎の場合だと、1行送ると例えば 「お婆さんは何とかその桃を拾って家まで持ち帰りました。」とか。 さるかに合戦なら「『これでもくらえ!』猿はカニに向かってまだ熟していない渋柿を投げつけました」 みたいな。で、皆さんから集まった1文を、S2さんがなんとか繋げて1つの物語にします。 ゆくゆくは直木賞も狙いましょう。 但し、次のルールを遵守してください。 1)当サイト左のメールアドレスから送られたもののみ有効。(「S:」を忘れないように!) 2)明らかにウケ狙いの寒い1文は採用しません。(面白い場合は許可しますが、S2さん厳しいです。) 3)ひとり3文まで送ってOKとします。 また明日。
★★★★★★★★★★ エーテルノート特別企画: 皮膚の馬太郎プロジェクト S2さんが2009年1月・2010年1月と2年連続で「皮膚の馬太郎」という架空の物語の夢を見ましたが 内容までは夢の中で語られませんでしたので、この際だから皆で作りましょう。 どんな場面でもいいです。スタートでもオチでもいいです。どこか架空の1文を切り取ってください。 (例)それは誰が見ても明らかで、馬太郎は窮地に追い込まれてしまいました。 皆さんから集まった1文を、S2さんがなんとか繋げて1つの物語にします。 ただしし以下のルールは必ず守ってください。 1)当サイト左のメールアドレスから送られたもののみ有効。(「S:」を忘れないように!) 2)明らかにウケ狙いの寒い1文は採用しません。(面白い場合は許可しますが、S2さん厳しいです。) 3)ひとり3文まで送ってOKとします。 ちなみに現時点で2)に引っかかってる人は2名います。 現在、20通ほどいただいてますが、まだまだ募集中です。 ★★★★★★★★★★
★★★★★★★★★★ エーテルノート特別企画: 皮膚の馬太郎プロジェクト 詳細は10日・11日の日記をご参照下さい。ルールは守ってね! まだまだ募集中です。みんなで芥川賞とか狙おう! ★★★★★★★★★★ 1)脈絡なく出てくる単語を使っている→誰か他の人がその単語を使ってる前提がないと使いにくい。 2)エーテルノート的な内輪ネタが入っている→誰が笑うんだ、それで。 ちなみに過去の企画を含め、この企画が一番メールをもらっています。
★★★★★★★★★★ エーテルノート名作劇場: 皮膚の馬太郎(初版) ★★★★★★★★★★ 1)約200文章から厳選しています。使われてない人もいらっしゃいますのでご了承下さい。 2)文章上どう考えてもつながらないシーンがありますが、 大きな心で見逃してください。 3)文章上知らない人がよく出てきますが、 「初めからいたよね」っていう顔で読んでください。 4)何回も物語が始まり、何回も終わりますが、仕様です。 5)文章の後の括弧書きが採用者です。 この青年、本名は「太郎」でしたが、その顔が立派な馬面だったために、周囲からは「馬太郎」と呼ばれておりました。(二葉月けせら) そうして、皮膚の馬太郎は新たな旅立ちに向けて立ち上がるのでした。(TASHU) そこは大都会東京。欲望の街。(ボイラー室の主) あるところに皮膚の馬太郎という丈夫で柔軟な皮膚を持つ愛と勇気に溢れる青年がおりました。(薫智) 「皮膚の馬太郎」というのは組織のコードネームです。(先風) 『馬太郎や、これを持っておゆき。』お婆さんは馬太郎に声をかけました。(スミヤ・バザール) 皮膚の馬太郎の体に異変が起こったのは、まさにそのときだったのです。(マスコットン) 馬太郎の皮膚はみるみるうちに青白くなっていきました。(あげぱん) そこで馬太郎は、それの皮膚をすべて剥ぎ取ることにしました。(スミヤバザル) トシキは真っ先に逃げ帰ってしまいました。(Made in Heaven) おばあさんは泣き崩れました。(rickmer) 皮膚の馬太郎がこんなことになってしまったのも、すべては地球温暖化のせいです。(しのり) そのせいで、ついに村の井戸は枯れ果ててしまいました。(アウステット) 馬太郎は、何もかもを戸棚にしまい込むと、いよいよアリバイ工作を始めました。(ぱくぱく) すべてが終わると馬太郎は、(Akina) 思いの詰まった革靴を履き、次の冒険へと向かうのでした。(めえ) ありがとう馬太郎、さようなら!(E.P.) 皮膚の馬太郎、それは、ネイティブアメリカンの間に伝わる、古い古い言い伝えのひとつです。(しのり) せせらぎあふれる小河に、立派な馬の鬣と尾尻をはやした赤剥けの子供が流されておりました。(クニ) しかし、何も起こりませんでした。(ギミックハンター) 昔々、ある所におじいさんとおばあさんが住んでいました。(めぐる) あとは全滅だった、ということです。(申し訳ない) おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。(MAKOCCI) 母親の愛情をまったく知らずに育った皮膚の馬太郎。(TASHU) 友人である内臓の丑之助は「抗体反応は大丈夫か」と心配そうに問いかけます。(薫智) 馬太郎は「俺は皮膚だから、筋肉はないんだ」と呟いた。(ertit) その時、空から何かが降ってきました(あげぱん) 空がピカッと明るくなったかと思うと、辺りは一変していました。(ボイラー室の主) そこには一面、モイスチャーミルクの湖が広がっていたのです。(めえ) いよいよ馬太郎は、自分の出番が来たな、と思いました。(ひろちょび) かぼちゃを拾った馬太郎に、声を掛ける者がありました。見るとそれは、(しのり) 「へへへ、お嬢さんの皮膚は高く売れそうだ。どうだい俺と移植しない?」(でる) おじいさんはそう言うと、ゆっくり近づいてきました。(先風) 馬太郎は、おじいさんのことが心配になりました。(ひろちょび) みんなには内緒なのですが、馬太郎の特技は、脱皮なのです。(ひで。) 馬太郎の皮膚は癒着していました。(rickmer) 馬太郎「嫌だ! 嫌だ! 俺の皮膚なのに、俺の皮膚なのに……!」(ボイラー室の主) 馬太郎は激怒した。(スミヤバザル) 馬太郎は気を失ってしまいました。やがて目を覚ますと、そこには(黒子) 何も見えない暗闇の中で、何かがドアを引っ掻く音だけが、ばり、ばりばり、ばりばり、ばりばり、と響いた。(E.P.) 『すみません、この近くにお家はありませんか。』馬太郎は尋ねました。(スミヤ・バザール) 「それは食べ物を粗末にしてまで得るべきものか?馬太郎」(めえ) と、笑いながら逃げていく鹿を馬太郎は黙って見送るしかありませんでした。(でる) その後、馬太郎は殿様の家来になり、馬を育てる仕事に就きました。(リストP) ふと空を見上げると、星一つない曇り空でした。(ひろちょび) 「ああ、夕日が奇麗だ。」(はぱな) 皮膚の馬太郎と共に、朝日に煌めく町を見下ろすのであった。(悠一) 馬太郎がしたことは、記録より記憶に残ることでしょう。(ひで。) 皮膚の馬太郎 めでたしめでたし また明日。
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