「Cloud Collector #73 GLAY『天使のわけまえ / ピーク果てしなく ソウル限りなく (東海盤)』」を表示中↓
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妻から「今日はポッキーの日だから、ポッキー買ってくる?」と聞かれたので、
「ポッキーも世界的乱獲で生息数も減ってると思うからやめとく」と答えたら
「?」みたいな表情をされたんですが
おおむね妻の反応が正しい。S2です。
今回の更新では情報を正確に伝達するため、CDジャケットの写真を掲載します。
使用されているGLAYさん、Rediean;Modeさん、山崎まさよしさんのCDジャケットに伴う写真の著作権や肖像権については
アーティスト及び管理されている事務所や会社に属します。
また本文に全く関係ない寂しそうなカラフルピーチのじゃぱぱさんがいますが、こちらについても同様です。
CDを無差別収集状態になっている僕様にとって、一番のあらくれものの所業だと思っているのは
「カップリングだけ違うシングル同時発売」なんですね。
例えばこういう感じ。同一タイトルで3種類リリースされます、みたいなので
[Type-B]
[Type-C] (通常盤)
2000年代の途中あたりから、「CDが売れなくなってきました」みたいな風潮になってきて、
売れるために「売る為の策」を練った結果、購入側に負担だけかける作戦を展開するようになった、というのが
僕様の見解なんですがボクむずかしいことよくわからないけどだよ!
で、そういうCDについても僕様としては音源収集の意味でも買わざるを得ない状況であったわけなんですが
この1枚についてはもう笑うしかなかったという結論です。こちらです。どん。
1. 天使のわけまえ
前提としてこのシングル内容は完璧です。素晴らしいシングルです。
両A面シングルとしてリリースされた本作は「天使のわけまえ」も「ピーク果てしなく ソウル限りなく」も
どちらもGLAYさんらしい楽曲です。ポップな部分とクールな部分で住み分けられている1枚で、
3曲目以降はライブバージョンが収録されており、同年3月にリリースされたアルバム「THE FRUSTRATED」の
収録曲となっています。これね、僕様ずーーーっと抱き続けてる感想があって、
あまり伝わってくれたことがないな、みたいなのが1つありましてですね。
今回改めてここで伝えさせてもらうというかなんというかなんですけども、あーの、
僕様GLAYさんのBmが好きなんですよ。
S2さんずっとこの感想持ち続けてるんですよ。伝わってくれた人ももしかしたらいるかもしれませんが、
GLAYさんの楽曲で「Bm」のコードを使う楽曲にやたらと惹かれる、という習性が僕様にはあるようなのです。
この「天使のわけまえ」でいうと最初のイントロがあって歌が入る瞬間の
「♪天使の」←ココが好き。
回収範囲が狭すぎるというのは百も承知な感想だというのはわかるんです!
わかるんですけど、その音が気持ちいいんですGLAYさんは!
他の歌でいうと、フォーイグザンプル「Winter, again」の場合は一番最初の
「♪む」←ココが好き。
「千ノナイフガ胸ヲ指ス」の場合は
「♪Lo」←ココが好き。
届いて!私の想い!!
まあ届いたら届いたでその後の話の展開は何もないんですけど、とりあえずこれ主張できてよかった。
非常に抜群なデキだということでそれはいいんです。本題はそっちじゃないんです。
このシングル、「東海盤」とあるじゃないですか。
序文の方で記載した通り、この頃は既にシングルに複数バージョンが存在するっていう風潮が蔓延して
S2さんが悶絶してた頃なわけです。「〜盤」とある通り、要するにこれは「通常盤ではない」ということなわけです。
で、展開的には当然「このシングルは複数バージョンあり、カップリング収録曲がそれぞれ違うあらくれものの所業」という話に
なっていくわけなんですが、ちょっとそれについて度が過ぎるという話になってきます。
そもそもこのシングルは上記記載の通り2004年5月25日にリリースされているわけなんですが、
通常盤は1週間前の5月19日にもうリリース済みなんですね。
通常盤のジャケットがこちらなんですけども、
これに対して今回リリースされた「東海盤」とやらのジャケットがこちらで、
ちょっとジャケット写真が違うわけですよ。物騒な落雷が心配ですけど。
他の「あらくれものの所業CD」は基本的にバージョン違いが同時発売なんですが、こいつに関しては
一旦通常盤が出て、その後こっちが出てる、という状況なわけです。
で、これが「東海盤」とある通りですね、
このCDは「北海道盤」「東北盤」「北陸盤」「関東盤」「関西盤」「中国盤」「九州盤」もあるんです。
四国がかわいそうだなという気が今更しなくもないんですけど、
困ったことにこいつら通常盤以外ジャケット写真が同じなんで、
全て購入するとこういうことになるんですね。
ジャケ写果てしなく 地方盤限りなくみたいなことになるんですよ。
仮にS2さんがYoutuberだったとしましょうよ。きっとこの大量なCDを使った企画とかやると思うんですよね。
んで「所有しているCDのジャケ写をみて作品とアーティスト名を当てるまで終われません」
みたいな企画が始まったとしたらこのCDのせいでクリア不可能になるわけです。
何でこんなことになっているかというと、この時点ではまだライブアルバムをリリースしたことがなかったGLAYさんにとって、
どうやらこの地方盤たちのカップリングに収録されたライブバージョンをすべて集めると
「THE FRUSTRATED」収録曲のライブアルバムが完成します!みたいなことだったようなんですね!
なるほどそうか!ライブ盤1枚出せば済む話じゃねえか。
FRUSTRATEDはこっちのセリフじゃ、みたいなことでしょうか。
それともこの小出しにするライブ楽曲が天使からのわけまえ・・・!?
OK、天使ちょっと整列!順番にビンタな!
まあ今となってはこれはこれで作品としての一つの要素であったり味だったりしてたかな、というところで落ち着いてはいるんですが
ついでなので、ちょっと「これによく似たリリース」を思い出したので
ついでにそれも見てもらうかな、と思いましてちょっと記載を続けますね。
まず「同時発売で、同じジャケットを使いまわす」という視点で毎回思い出すのが、
Rediean;Modeさんのインディーズシングル3部作です。こちら。
「Last song for you」「天使ノ羽ヲ…」「TIME TRAVEL」という3作で、
インディーズで同じジャケット写真で8cmシングル3枚同時リリースを行ったわけですね。
ただ、こちらはGLAYさんや他のアーティストのあらくれものの所業とはちょっと違って、
表題曲は違うけどカップリングは同じ曲という収録状況でした。
「1枚のミニアルバムでよかったのでは」がNGワードとなります。
続いては、今回のGLAYさんより先に「地方盤」というあらくれものの所業を行った山崎まさよしさんがこちら。
「心拍数」というシングルで通常盤+地方盤9枚、カップリングはライブテイクやMC集で全部バラバラというリリースだったものです。
ただこちらはいろいろと事情が違うのです。
まず見ていただければわかる通り全部ジャケット写真が違うのです。
そしてちゃんと「四国編」があります。
また、GLAYさんの時は「ライブ盤出せばいいじゃん」というツッコミをしましたが、
山崎まさよしさんの「心拍数」については同日に「Transit Time」っていうライブアルバムが出てるんですよ。
ライブアルバムがリリースされたうえで、まだライブテイク別シングルを出すという
バイタリティおばけみたいなことをしているシングル集なのです。
ただ一つ言えるとしたら、この表題曲の「心拍数」もライブテイクをシングルカットしているので
そもそも何でシングルカットしたんだっけ?という点がわりと謎ではありますね。
あの時代の象徴でもあるカメラマンのアルバム。
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