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「Cloud Collector #63 SOPHIA『EVERBLUE』」を表示中↓

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★2024年10月3日(木)★Cloud Collector #63

なんか夢の中でどっかの地方自治体で神にささげる生贄にされそうになったんですが、

もうこっちの意見とか誰も聞いてない中で「じゃあ捧げよ!」みたいな展開になってきたところ、

村長らしき奴が突然出てきて

「こんな奴捧げても神は喜ばんじゃろ」とか言われて、

周囲の人間も「確かに!」とか言い出した結果助けられた、って内容だったんですけど

助かったのにこんなに納得いかないことあるんだ。S2です。







僕ね。原点回帰できるバンド好きなんですよ。

活動していくうちにいろいろ紆余曲折もするでしょうし、悩みもするでしょうし、志向も変わっていくでしょう。

それで音楽性がグッと変わってみたりすること自体は全然悪い事じゃないと思うんです。基本的にはね。

けどその一方で結成当初の思いみたいなところに振り返れるのって

凄いステキな事だと思うわけなんですね。今がどうであれ、初期衝動がこうだったんだ!っていうのを誇れるのって凄いことだと思うんですよ。

皆さんはどうです?幼稚園の頃「仮面ライダーになりたい!」って思ったことがあったとして、

今、原点回帰して「仮面ライダーになりたい!」って思えます?

大丈夫です。合ってるようで合ってない例え話をした自覚はありますがそれはそれとして、

バンドや音楽活動の場合は、ある程度円熟した段階で初期にやってた音楽性で新作を出したりすると、

僕としてはもうそれだけで興奮材料だったりするわけです。

ライブでもそうですね。最初期の楽曲を突然ぶつけてくるライブ演目とかはもうたまんないんですよ。

やりすぎるとやりすぎるとSOUTHERN ALL STARSさんの「女呼んでブギ」とかになっちゃうので

色々考える必要はあるっちゃありますが、それでも「最初期の空気」を感じる楽曲には僕はかなり弱いです。

今回の1枚は割と僕と妻の間でそういう話になりがちだった1枚です。どん。





No. 6495





「EVERBLUE」
アーティスト名:SOPHIA
発売日:2004/09/15

1. 青空
2. please, please
3. 花は枯れて また咲く
4. ブルーテーブル
5. hello, good-bye
6. 情熱のプライド
7. 青い季節
8. 綺麗なメロディー
9. Yes, attention
10. your side
11. GOD BLESS
12. 旅の途中



たぶん、別に原点回帰なんて謳ってないんですけどね。

なんか僕と妻の中でシングル「青い季節」ならびに本作が出た時に

「SOPHIA、偉いよね!」という謎目線の評価をし合ったんですよね。

いや、なんか当時僕らの中で、「青い季節」と「EVERBLUE」が最初期のSOPHIAさんっぽく思えたりしたんですよ。

そんで一度そう思っちゃったらもう駄目ですよ。久々に聴いた今回も同じこと思っちゃったもんね。

本作はメジャーデビュー後のオリジナルアルバムとしては6枚目のフルアルバムで、

3万枚限定販売されたシングル「旅の途中」「please, please」「花は枯れて また咲く」の3部作と、先行シングル「青い季節」が

収録されています。青い季節のカップリングだった「blue color people」についてはコンセプト的には合ってるけど未収録です。

アルバムタイトルや収録曲を見るとわかる通り、どうもコンセプトは「青」というところにあるようですね。

抜群の美しさを持つ「青空」って楽曲から、クールな側面を持つ「ブルーテーブル」、ライブでも度々演奏される「情熱のプライド」といった

様々な側面で収録曲をキメといて最後に「ここは旅の途中」って言い切るラストです。

出来過ぎだろこれ。

「旅の途中」をこの位置にしたことで、シングルで聞いてた時は「To」だったのが

「バンドから皆様へ」といったメッセージにも聞こえるようになっている、という気がするんですよね。

これはもうSOPHIAさんが「ファンと歩み続けたバンド」だからこそ、そういう気持ちにしてくれるって感じなんだと思います。

いやホントにこれバンドとしてあるべき姿だと思いますよ。

全曲超良い歌ばっかりです。入門編としてもイケます。聴きましょう。







ところでこのアルバムはタイトル通り「青」がテーマのアルバムなんですが、

収録曲にも「青」がちりばめられているという仕掛けがたまらないです。

これはタイトル曲がそうだ、という話ではなく、タイトルに「青」がなくても歌詞に「青」があるんですよ。

いいですか、ちょっと見てみましょう。







1. 青空
 → 「ただ広がるい空」

2. please, please
 → 「く滲んだふるえる文字」

3. 花は枯れて また咲く
 → 「空にとけていく」

4. ブルーテーブル
 → 「小さなブルーの机が」

5. hello, good-bye
 → 「あなたにはい空が似合う」

6. 情熱のプライド
 → 「潤んだ瞳に空を映して」

7. 青い季節
 → 「駆け抜けるいつまでも」







どうですか!ね!よく気づいたでしょ僕様!

やっぱコンセプトアルバムは斯くありき、ですよね!素晴らしい!こういう仕掛け大好きです。

この調子で続きを見てみましょう!8曲目から!







8. 綺麗なメロディー
 → 





うん、まあ・・・綺麗だからいいんじゃないかな。

ほら青色って綺麗じゃん?

ね。人間には説得力も納得力も必要なんですよ。

いいんです。続きを見てみましょうよ!







9. Yes, attention
 → 





えっと、なんだ、ほら・・・ああ、「Yes, attention」か。

ほらAOだ。青だ。ああよかったよかった。

え、何ですか皆さんその目は。「今まで歌詞だったじゃねえか」みたいな目で見ないでくださいよ!

「大局計らずば小局をも得ず」ということわざがないな、そんなものは。

いいんですいいんです。これも青なんです。ほら続き続き。







10. your side
 → 





あー、えっと、ね、ほら、「your side」→「あなたの横」→「Anata No Yokoだから、

無事AOでした。青でした。ああよかったよかった。

なんですか。「翻訳してはいけない」なんて石破さんも言ってないじゃないですか。

ちゃんと青になってますね。よかったよかった。さああと2曲ですよ。







11. GOD BLESS
 → 「いままさ 出口なんてない」







正統派であんのかよ!

あ。違う。あっていいのか。なんかもうテンションわかんなくなってるよ。

そしてもちろん最後の1曲もですね、







12. 旅の途中
 → 





というわけでね。無事全ての楽曲に青が関係することがわかったわけでしてね。

・・・え、なんですか「旅の途中」はどうしたんだ、ですって?

HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA

というわけでね。無事全ての楽曲に青が関係することがわかったわけでしてね。

・・・ってなんですか。「旅の途中」の「青」もちゃんと探せですって?

んー、ほら、この「旅の途中」って歌、歌詞カードに記載された歌詞をすべて歌い切ったあとも、

松岡さんのアドリブ的な歌詞で歌いながらフェードアウトする仕様になってるんですけども、

フェードアウトして聞こえなくなったところで「青青青、青青青〜」って歌ってるかもしれないじゃないですか!

ほんとにそうだったら心配するけどな!







では次回のランダムプログラム、どーん。





No. 6108





Next CD's Hint!!

このマキアートはコンセプト的に飲めたか?





それでは、また次回。


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