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「Cloud Collector #57 □□□『TONIGHT』」を表示中↓

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★2024年8月29日(木)★Cloud Collector #57

PS5の値段が1万ほど上がるというニュースを受けて、さすがにもう買う必要はないなと思いました。

だったらSwitch2台買った方が子供と遊べるもんなあ。そんな高い金出してなんかメリットあるかな?という感じです。

ここでPS5買うメリットがあるとしたらうちのマンションのローンを少しずつ返してくれるとかなんですけど

逆にソニーにメリット皆無。S2です。







というわけで想定外のところでSONYのゲーム機から撤退表明したわけなんですがそれはそれとして、

長いこと音楽業界眺めていると、たまに読めないバンド名に出会うことがありますね。

そもそもL'Arc〜en〜Cielさんだって今でこそ読めない人のほうがいなくなったレベルでしたけど、

出てきた当時は「らっっあぁく?えん?ちえ?る?」みたいな苦労をしてた気がします。

でもなんとなく、「読めないバンド」のスタート地点になったのはラルクさんだったっていう印象はあるんですよね。

その後もあれこれ「これなんて読むん?」みたいなバンドが結構出てきましたけど、

今回もまさに最初ぱっと見じゃなんて読むか絶対わからないバンドの1枚です。どん。





No. 3987





「TONIGHT」
アーティスト名:□□□
発売日:2008/09/24

1. Skywalking
2. Tonight
3. WORLD/MONEY
4. ice cold summer madness
5. Lets Get It On
6. AM 2:08
7. Tokuten Lovers
8. 夏の魔法
9. To night
10. リフレイン
11. slightly confused feat. ughhellabikini



はい、そういうわけで表示できなくなって文字化けしたように見えるクチロロさんです。

いや僕はまだ納得してないんですよ。クチロロさんなんですよ。

だったら「口ロロ」であるべきなんですよ。

わかります?「クチ」が漢字で、「ロロ」はカタカナです。でしょ?そうでしょ?

なのに正式表示は四角記号3つでクチロロなんですよ。

皆さんどうよ?↑の「ロロ」も「ろ」なのか「くち」なのか「しかく」なのかびみょいですよね?

こうなってくると口もロも□もなんでもいいやっていう気になりますが

正式名称が四角記号だというのだからもう仕方がない話なわけです。何でこんな名前なんでしょうね。いや好きな名前なんですけど。







で、こちらの作品はそんな□□□さんのメジャーデビュー後2枚目、全体では5枚目のアルバムとしてリリースされたものです。

□□□さんはもう何のジャンルなのかよくわからないくらい多彩すぎるユニットなんですが、

この作品も結果的に何をジャンルとして説明したらいいかは全くわかりません。

普通にJ-POPっぽい構成になってる「夏の魔法」からサンプリングや打ち込みを多発させてくる中盤の展開、

このアルバム周辺で加入した村田さんのセンスが爆発する「slightly confused」でシメ、という終了の仕方で、

□□□さんらしい集大成的アルバムという感じです。

□□□さんはこの後いとうせいこうさんを加入させてヒップホップ色を強めていくんですが、

そういう意味では初期ロロの集大成という感じです(※しょきろろ、と読みます)。

3曲目の「WORLD/MONEY」のシニカルな感じから7曲目の「Tokuten Lovers」まではサウンドそのものの完成度を

ガッツリ楽しめるわけなんですが、8曲目の「夏の魔法」からはポップな展開になり、トータルではかなりカラフルな作品、となってます。

というか結構そこまでは硬派な打ち込みサウンドを展開してるもんだから、「夏の魔法」が再生されると

いや急にどうしたんだよっていう感じにもなります。

□□□さんの作品としてはわりと入門編的な扱いで行けるのかなという印象です。







で、今回のハイライトはやはり2曲目の「TONIGHT」と10曲目の「リフレイン」だと思います。

詳しくは是非聞いてほしいわけなんですけど衝動的にやっちゃだめな件をかなりドラマティックに

表現しまくった「TONIGHT」は、そのテーマをバックグラウンドでマーチ的な楽曲で彩ることで

とんでもない世界観を完成させています。三浦さんの悲痛にも似た叫びが見事な1曲です。

このテーマの歌詞で編曲をこういう感じにするって、度胸もセンスも必要で、多分簡単な発想ではないと思うんですよね。

お経のサビで16ビート刻み始める感じです。

お経のサビどこっすか>僕様。

そしてこの楽曲自体が伏線回収までできた1曲なのに「リフレイン」でさらに「TONIGHT」の後日談を完結させるような作品になっていて

実によくできた1枚です。こう考えると1曲目の「Skywalking」がオープニングらしさを表現できてますね。

一旦「Skywalking」→「TONIGHT」→「リフレイン」だけ聴いて考えません?

ただ「TONIGHT」から「リフレイン」まで、いろんな楽曲を経た方がまたドラマ性が増す感じではあります。

そう考えると「WORLD/MONEY」の皮肉も世界への不満かもしれなくて「TONIGHT」に繋がってたりするんでしょうか?

3曲目からどんどん口数が減ってきやがるうえに

「夏の魔法」で「どうした?」ってなるので汲み取りにくいですけども、

かなり考察のし甲斐がある1枚です。いや、良いアルバム。本当に好きなんですこのアルバム。







では次回のランダムプログラム、どーん。





No. 1278





Next CD's Hint!!

お前は「ぴの」の俊足を見たことがあるか。





それでは、また次回。


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