r m *
[りむーぶ・あすたぁ]

「Cloud Collector #44 LaB LIFe『ホーム*ルーム』」を表示中↓

Text Contents/

トップページ


このサイトなんなん
厳選エーテルノート
検証と考察
意識調査
皮膚の馬太郎
Cloud Collector

当サイトはリンクフリーです。
相互リンクは受け付けておりません。

メールは
s2s2-lj★infoseek.jp(★を変換せよ)
↑件名に「S:」と必ずつけてください。
それ以外のメールは読みません。
届いたメール本文は予告なく
文中で使用されることがあります。

Twitter、Facebookは
絶対やりません。

★2024年7月10日(水)★Cloud Collector #44

例えば僕が今回都知事選に立候補してたとして、特にどの政党からの支持も貰わずに、

比較的ちゃんと選挙活動をして、全てを真面目に取り組み、メディアも取り込めるような努力をしたとして、

名前の売り込みだけが目的でしたみたいな候補者なんぞには勝てる要素もあったんだろうか?とか

色々考えたりしましたがまず何の公約も浮かびませんでした。S2です。







「伏線回収」ってあるじゃないですか。

例えば序盤で出てきた何気ない「なにか」が、終盤で再度登場したり突然解決したりするアレですね。

小説や漫画、ゲームなど、いろんなところでこの「伏線回収」ってのがあって、そのたびにわくわくしたりしますけど、

現実世界で、これあります?

フォーイグザンプル幼少時代に、道で突然倒れてしまったお婆さんがいたとして、それを助けたとするじゃないですか。

それから50年後とかになって、自分に何かピンチが起きた時に







「ふぉっふぉっふぉ、あの時の小僧がこんな立派になるとはねぇ、どれ、わしが力になろうかねえ!」

「あ!あの時の!」





みたいな。どうですかこれ。

50年前の時点でお婆さんだったのに、今いくつなんだよというのが先に来そうですが

それはそれとして、恐らくこの「伏線回収」とやらは、第三者的目線だからわかることで、

いざ自分の人生で発生したら「伏線元」が何だったか、というのは気付けないんだろうなあと思います。







それを踏まえて・・・るかどうかはともかく、今回の1枚はこちらです。どん。





No. 5349





「ホーム*ルーム」
アーティスト名:LaB LIFe
発売日:1998/03/01

1. ホーム*ルーム
2. スクリーミング009
3. 月はたったひとつの嘘をつく
9. ホーム*ルーム (隠された地下世界ミックス)



というわけでLaB LIFeさんのメジャーデビューシングルとしてリリースされたのがこちらです。

ギターボーカルの大谷さんと、ベース・DJの大舘さんによるユニットで、

近未来的なアレンジでお届けされた綺麗なメロディラインで抜群に優れまくりの作品です。

帯にも盤面にも3曲クレジットとして記載されていますが、実際にはトラック数は9で、4〜8トラックは無音です。

いわゆる「ボーナストラック」みたいな扱いなのですが、歌詞カードの裏面には

「制作上の意図によりサイレンストラックがあります」

みたいな注意書きがわざわざ書いてあってプレーヤーに入れる前からネタバレします。

大谷さんによる柔らかなボーカルもかなり魅力的なのですが、アレンジも含めたその楽曲全体の完成度がやばいです。

なんですけど、なんだろうなこれ。これ購入当初も思ったんですけど、

この1枚じゃ、なんにもわかんないんですよ。

なんかもっとこう、こんな3曲プラスアルファくらいでは、LaB LIFeっていうユニットがどう凄いのか、っていうのを

伝えきれないし、こちらも把握できないんです。もっと買わなきゃマジでわからないんです。

「こんなもんじゃないです感」みたいなのをめちゃくちゃ感じるわけです。

なんかめちゃくちゃ広い舞台の真ん中で、手品師が超凄いトランプ手品やって帰ってく、みたいな。

いやもっと何かあるだろ!って思うじゃないですか。

でも、この作品はシングルなんで、これで終わりなんです。

「続きはABEMA TVで!」って言われちゃった時のような無力感なんですよ!

当時「次も聴いてみよう」ってなった人、いたと思うんですよねぇ。少なくとも僕はそうでした。







ただ、僕様的にはそもそもこのCDとの出会いは事前情報なしの「なんとなく購入」だったんで、

購入時の思い出とかそういうのがびっくりするくらいありません。

リリース日の1998年3月1日といえば、僕としては

日本音楽業界屈指の衝撃だったpal@popさんの「空想X」がリリースされた日で、

そのほかにもスパゴーさんが「八月の夢」という超マネしたくなる楽曲をリリースしたり、

KneuKlid Romanceさんが「LINK」で「こんなに綺麗にまとめてくるバンドだったっけ!?」と思わせてきたり、

ROUAGEさんが「angel-fishの涙」をリリースしたせいで

しばらくS2さんがこの歌マネにドハマりしたりして、

まあ要するにかなり濃いメンツでCDがリリースされてる中、完全に「なんとなく」でついでに買ったのがコレで、

ついでに買った割には「なんだこれ!」ってなって気になりまくっちゃったって感じでした。

何で手に取ったんだろう。ジャケットが銀色でペカペカしてたからかな。

「そんな理由で買う?」ってお思いのあなた。僕はそんな理由で買います。







そんなLaB LIFeさんですが、本作でメジャーデビューをしてから1年数か月後に出たアルバムを最後にオリジナル音源リリースはなくなり、

2000年3月に浜崎あゆみさんのリミックスアルバムに参加したのを最後に解散してしまいます。

非常に短命な活動時期で、実は僕自身もラストアルバムは買ってなかったりして、

最初のワクワクからちょっと経た時点で距離を置く感じになってしまってまして、気がついたらそのまま解散してた、

みたいな感じになってたんですが、その後Fishmansを脱退した柏原譲さんが新たにバンドやるってよ!っていうニュースで

なんということでしょう!と思って買ってみたら、そのバンドのボーカルが

LaB LIFeの大谷さんだったわけなんですね。Polarisっていうバンドなんですけどね。

ここにきて、かつて僕をワクワクさせてくれたあのLaB LIFeさんとまた再開するなんて!

これぞ伏線回収違うね。ごめんね。







では次回のランダムプログラム、どーん。





No. 2758





Next CD's Hint!!

傷跡をトレードマークとするには
お時間少々かかります。






それでは、また次回。


Copyright (C) 2002-eternity Syun Sawaki/S2 All rights reserved.