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「Cloud Collector #39 TAKUI『FORK IN THE ROAD』」を表示中↓

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★2024年5月2日(木)★Cloud Collector #39

仕事に於いて、自分が何歳であろうと、どんな役職であろうと、やっぱり日々勉強なんですよね。

新しい知識や能力を身に着けようと思い、専門書を3冊ほど購入したわけですよ。

何が凄いって枕元に置いといたら上質な睡眠を得れてる気がするんですよ!





持ち腐れ感エグいな。S2です。







さて、今回はまず選ばれた1枚を先に紹介です。どん。





No. 7754





「FORK IN THE ROAD」
アーティスト名:TAKUI
発売日:2002/02/20

1. FORK IN THE ROAD
2. DESTINATION
3. FORK IN THE ROAD (vocal off version)
4. DESTINATION (vocal off version)



2006年以降は「中島卓偉」と本名で活動されているTAKUIさんの、メジャーデビュー後6枚目のシングルです。

ネットで音楽仲間と繋がりまくってた頃、特にビジュアル系界隈の仲間から頻繁に「MAGGIE MAE」というバンドが凄かった、

都市伝説ばりに言われ続けてたんですが、そんなバンドのボーカルだったTAKUIさんについても

「20's CALBORN」って作品が凄い!ってこれまた都市伝説レベルで話題だったんですね。

ただその流行めいた流れにS2さんは全く乗らなかったんです。

なぜなら「20's CALBORN」はデモテープで販売されたものでCDじゃなかったからです。

結果的に僕様の思考は「CDか、CDじゃないか」の2択で形成されていることが判明したわけですがそれはそれとして、

そんなわけで、情報のすべてが都市伝説みたいな状態で、ただただ

「TAKUIさんが凄い」っていうキーワードだけが僕の中で独立志向として存在し、

メジャーデビューからしばらくの間追い続けていた、というわけなんですね。





で、このシングルです。1曲目の「FORK IN THE ROAD」は激烈綺麗なメロディラインのバラードで、

徳永英明さんかな?っていうレベルの超完成された楽曲です。

徳永英明さんの楽曲を聴いてきた人なら、さらに「徳永英明さんかな?」と思うことうけあいです。

歌詞も美しいんですよね。「FORK IN THE ROAD」は「別れ道」という意味があり、さらに「人生の岐路」みたいな意味もあり、

まさにそんな「時代の岐路に佇んだ」という歌詞がゾクっとさせてくるわけなんですよ。

その歌詞に対してメロディラインの綺麗さが絶妙にマッチするんですが、さらにそのアレンジが秀逸なんですよ。

あまり肉付けされない、派手さを加えないっていうところが空気感の作られ方が半端ないのです。

そのせいで「vocal off version」を聴くと逆にシンプルすぎて物足りなくなるんですけど、

この楽曲はボーカル込みで100パーセントピースとして完成する感じがします。

そもそもカラオケバージョンをそんなじっくり聞かないもんなのかもしれませんが、

このアレンジは要するにTAKUIさんというボーカリストを最大限引き立たせる仕組みなのかもしれません。





そしてカップリングの「DESTINATION」はうって変わってテンポの良いロックチューンです。

だからこのシングル、全然違うテイストの2曲が楽しめるという意味では非常に良質なシングルって感じです。

個人的にはこの「DESTINATION」の歌詞にも「じゃあ道をふたつに切り裂いて」っていう歌詞があって、

こっちでも「別れ道」作ってるっていうのが非常に好きなんですよね。

これ意図的なのかなあ、考えすぎなのかなあ。今となってはわからないっすけど、作品全体で深読みできるのがまたいいんですよね。







というわけで、TAKUIさんのボーカリストとしての能力を最大限に引き出しつつ、メロディの美しさと

歌詞の巧みさが際立つ1枚ということで、僕的にはこの1枚がTAKUIさんの入門編として布教していた感じでした。

ただTAKUIさんは作品によっては謎テンションの楽曲を炸裂させてくることがあるので

この「FORK IN THE ROAD」だけでTAKUIさんの作品にぶつかっていくと比較的痛い目に合うことになりますので

注意が必要であるってことだけはお伝えしておきます。どちらもTAKUIさんらしさであり、要素の一つです。





では次回のランダムプログラム、どーん。





No. 1959





Next CD's Hint!!

謎の使いまわしジャケ、

謎の使いまわし写真、

謎の収録内容の

サンプリング多彩シングル。





それでは、また次回。


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