「Cloud Collector #39 TAKUI『FORK IN THE ROAD』」を表示中↓
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仕事に於いて、自分が何歳であろうと、どんな役職であろうと、やっぱり日々勉強なんですよね。
新しい知識や能力を身に着けようと思い、専門書を3冊ほど購入したわけですよ。
何が凄いって枕元に置いといたら上質な睡眠を得れてる気がするんですよ!
1. FORK IN THE ROAD
ネットで音楽仲間と繋がりまくってた頃、特にビジュアル系界隈の仲間から頻繁に「MAGGIE MAE」というバンドが凄かった、と
都市伝説ばりに言われ続けてたんですが、そんなバンドのボーカルだったTAKUIさんについても
「20's CALBORN」って作品が凄い!ってこれまた都市伝説レベルで話題だったんですね。
ただその流行めいた流れにS2さんは全く乗らなかったんです。
なぜなら「20's CALBORN」はデモテープで販売されたものでCDじゃなかったからです。
結果的に僕様の思考は「CDか、CDじゃないか」の2択で形成されていることが判明したわけですがそれはそれとして、
そんなわけで、情報のすべてが都市伝説みたいな状態で、ただただ
「TAKUIさんが凄い」っていうキーワードだけが僕の中で独立志向として存在し、
メジャーデビューからしばらくの間追い続けていた、というわけなんですね。
徳永英明さんかな?っていうレベルの超完成された楽曲です。
徳永英明さんの楽曲を聴いてきた人なら、さらに「徳永英明さんかな?」と思うことうけあいです。
歌詞も美しいんですよね。「FORK IN THE ROAD」は「別れ道」という意味があり、さらに「人生の岐路」みたいな意味もあり、
まさにそんな「時代の岐路に佇んだ」という歌詞がゾクっとさせてくるわけなんですよ。
その歌詞に対してメロディラインの綺麗さが絶妙にマッチするんですが、さらにそのアレンジが秀逸なんですよ。
あまり肉付けされない、派手さを加えないっていうところが空気感の作られ方が半端ないのです。
そのせいで「vocal off version」を聴くと逆にシンプルすぎて物足りなくなるんですけど、
この楽曲はボーカル込みで100パーセントピースとして完成する感じがします。
そもそもカラオケバージョンをそんなじっくり聞かないもんなのかもしれませんが、
このアレンジは要するにTAKUIさんというボーカリストを最大限引き立たせる仕組みなのかもしれません。
だからこのシングル、全然違うテイストの2曲が楽しめるという意味では非常に良質なシングルって感じです。
個人的にはこの「DESTINATION」の歌詞にも「じゃあ道をふたつに切り裂いて」っていう歌詞があって、
こっちでも「別れ道」作ってるっていうのが非常に好きなんですよね。
これ意図的なのかなあ、考えすぎなのかなあ。今となってはわからないっすけど、作品全体で深読みできるのがまたいいんですよね。
歌詞の巧みさが際立つ1枚ということで、僕的にはこの1枚がTAKUIさんの入門編として布教していた感じでした。
ただTAKUIさんは作品によっては謎テンションの楽曲を炸裂させてくることがあるので
この「FORK IN THE ROAD」だけでTAKUIさんの作品にぶつかっていくと比較的痛い目に合うことになりますので
注意が必要であるってことだけはお伝えしておきます。どちらもTAKUIさんらしさであり、要素の一つです。
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