「Cloud Collector #35 今滝真理子『I will』」を表示中↓
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好きなキャラクターやアイドルの事を「推し」と表現し、それを応援する行為を「推し活」といいますけど、
その「好きなもの」がトンカツだった場合「推しカツ活」になるとして、
トンカツを押していく陸上競技を好きで推奨する行為が「推し押しカツ活」となり、
重みを加えたトンカツを押していく陸上競技を好きで推奨する行為が「推し圧し押しカツ活」となり、
重みを加えたトンカツを押していく陸上競技の勝利が好きで推奨する行為が「推し圧し押しカツ勝活」となり、
重みを加えたトンカツを押していく陸上競技のが僅差で勝利するのが好きで推奨する行為が「推し圧し惜し押しカツ勝活」とるわけですが、
どこの国の陸上競技だよこの野郎。S2です。
CDを無差別購入モードで買いあさってきた僕様にも、一応定期的に「このアーティスト、現在推し」みたいな状況になることがあります。
ただ、僕様が推したアーティストやバンドは3年以内に活動休止するジンクスみたいなのがあって
完全に偶然なんですが一旦それを周囲に公開するのをやめた時期がありました。
いや僕が好きになろうがならなかろうが、その人やバンドはその時期に活動休止することになっちまってたんでしょうけど、
それでも「人生」っつーもんは自分を主軸として過ごしていかざるを得ないわけで、
結局「関係ないのはわかってるけど、できてしまったジンクスは気になっちゃう」って感じになりがちです。
その結果、今回のアーティストは推してたんだけど周囲に「推してます」情報をそこまで明言しない代わりに、
勝手に「お嬢」と呼んでいたアーティストのCDです。どん。
1. I will (album version)
この呼び名は微塵も浸透していない僕様近辺で発生した呼称ですので、
本日はこのサイトにお越しの皆様はこのサイトを閉じた瞬間その呼称のことは忘れましょう。
S2さんはお嬢のCDについてはファンハウスで最初のシングルが出てからインディーズに活動するまでの
恐らくすべてのCDをリアルタイム購入してきているほどの「推し」ではあったんですけども、
ただ「現時点で今滝真理子さんにハマってるんだ」っていう表現じゃなく、非常に簡潔に
「お嬢、良い」っていう表現だけしていたというキオクです。
なるほど、この発言だけ見たら逮捕案件かもしれませんね。
今回ご紹介しているのはファーストアルバムリリース後「あなたの手」「I will」「東京タワー」「心で見えるもの」といった
4枚のシングルリリースを経て、約2年越しにリリースされたセカンドアルバムのほうになります。
お嬢の作品でいうとファーストアルバム「Cheap Chic」までは「まあ、今流行りな感じのね」っていう印象もあって
そこまで激推し、というところまでは行ってなかったんです正直。
いや、結局のところ全作品の中で僕の中でベストソングはそのファーストアルバムに収録された曲ではあるんで結局好きなんですけど、
明らかに「あなたの手」というシングル以降「なんかちょっと鎖が外れた?」って感じで
聴いた感じの曲の雰囲気が軽くなったというか、「『らしさ』の開放が始まった」というか、
曲の美しさもそうなんですけどアレンジが好みな感じになって、結果シングルが出るたびに周囲の仲間に
「お嬢、来た来た」みたいなことを言ってたわけです。
あーなるほど。この頃の僕様、不気味だわ。
よかった、この発言路地裏でひっそり言ってたら今頃塀の中かもしれん。
このアルバムが来たわけです。シングル表題曲の完成度が毎回高かったのは言うまでもないんですけど、
このアルバムに収録されてる楽曲は全て、他のシングル表題曲の代わりにシングル化されていても全然不思議じゃない作品ばかりで、
なんかもうお祭り騒ぎなんですよ。
違うな。ベスト盤みたいな1枚なんですね。
そんな粒ぞろいな楽曲たちが集結しちゃってるのが逆効果になってる点が一つ、僕の中でもやもやっとあるのが
収録順はこれで正解だったのか?という点なんですね。
これね、ちょっと聴いていただかないとわからない点だとは思うんですけどね。
最後が「東京タワー」なの、位置的にここで正解?っていうのが聴いてる当時から
改めて聴いた今に至るまで、やっぱり謎のままになってしまっています。
いや、うん。もうピース的にここしかなかったのかもしれない。とにかく全曲が劇的完成度なせいで、
どの曲がどこに収まっても結局同じこと言ってるかもしれないとは思うんですよ。
何だろう、何に例えたら一番わかりやすいのかなこれ。
あ、あれだ。「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」ってあるじゃん?
「前」が一番最後なの、どう思う?みたいな。
「前」なんだからもっと前にあったほうがよくね?
うわすげえ!自分でも「何言ってんだこいつ」ってちゃんと思えてる!!
もっと評価されても良かったと思うなあ、このアルバム。
徐々にインディーズ色が抜けていくさびしんぼう、
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