「Cloud Collector #34 THE真心ブラザーズ『組曲オバタリアンのテーマ / ふわふわ人』」を表示中↓
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「朝、目覚めてみたら町中がゾンビで溢れかえっていました」
みたいな始まりかたで始まるゾンビものの話の場合、要するに睡眠中にそういう事態になっちゃったというわけなんですけど
この人の睡眠時間が仮に5時間〜8時間だとして、その町の大半がその時間に急速にゾンビ化したんだとしたら、
主人公が目覚めてから以降のゾンビ化速度の尻すぼみ的鈍足化のほうが気になっているS2です。
その速度が保たれてたら主人公とっくに巻き込まれてるだろと。
「あの時、別になんということもなかったのに」っていうCDが現時点でめちゃくちゃ価格高騰している、ってことがあります。
いわゆるプレミアというやつですね。
特に「いや、これ当時めちゃめちゃ普通に売ってたのに!」っていうのが急に価格が上がったりするんですから、
世の中本当にどうなるかわからないものです。
元々の販売数量も少なかったので、ってなると「希少価値」ってことになるわけなんですよね。
そうなると僕様も世界でいっこしかないんですけど
つきなよプレミア。遠慮しなくていいから。
まずS2さんの単位は「個」なのかという点でなんか敗北感感じてるんですがそれはそれとして、
一応今回のCDは、2024年3月17日現在ではそこそこなプレミアがついちゃってるみたいです。こちらです。どん。
1. 組曲オバタリアンのテーマ 第1楽章 オバタリアンのテーマ
どういうわけか本日時点で公式サイトがこのシングルのことガン無視してるので
ホントにこれ真心さんか?と疑いたくなりますが、ジャケットを見ればまだ若くてかわいい感じのヨーチさんと
フリマで謎の出土品売ってそうな風貌の桜井さんがちゃんと映ってるので大丈夫です。
この頃はまだ「THE」が定冠詞でついている頃の真心さんで、曲調もまだフォーク調の時代です。
曲名がそのまま「オバタリアン」という、堀田かつひこさんの4コマ漫画作品の名前がついていることも由来するのか、
「組曲オバタリアンのテーマ」は現時点でベストアルバムにも収録されていない状態です。版権あるのかもしれない。
カップリングの「ふわふわ人」はベストアルバムに収録されているものの、たぶん結果的にそれが曲としての希少価値となっちゃって
まあまあの金額で取引されているみたいですね。そうなんだ。普通に買ってたわ。
真心さんって1995年に急激に音楽性を変えてきたんですよ。
それまではフォーク調だったのに、ピッコロさんが善人になる速度でロックに舵取りして、
僕様それにびっくりして「え、そうなんだったっけ!?」みたいになって急いで過去のCD買う、
みたいなことになって、多分その展開の一つとして後追いで買ったのがこのシングルだった、みたいなことだったんじゃないかなあ。
シングルとしては実に面白い展開というか、何回聴いても飽きの来ないテイストっていう感じです。
「組曲」と書いてある通り、1トラック目は前述のマンガ「オバタリアン」がアニメ化された際のオープニングテーマと
エンディングテーマをつなげて1つにしている、という仕組みになっています。
メインボーカルで判断するならば、「オバタリアンのテーマ」がヨーチさんメインの作品、
「母ちゃん」がフリマ陶芸師さんメインの作品ではないかと思われます。
2曲目も含めて4分未満で終わるスカッとサクッとした作品という感じです。
うーん。僕結構好きなんだけどなあ、これ。なんとか日の目を見れないものでしょうかねぇ。
このご時世、「オバタリアン」って単語自体がアレなのかもしれないですね。
Wikipediaを見る限りだと「庶民的で羞恥心のない」「世間に対し無神経に迷惑をかける」「あつかましい中年女性」
とか書かれてるんですよはいコンプラ入りまーす!
もう現代社会はコンプラ様に目をつけられたらもうオシマイですから。
この楽曲もそんなオバタリアンを「こわいぞ」「まずいぞ」と表現しますからね。
仮にこの曲が許されて配信とか始まったとしても各方面から攻撃を受ける未来が見えるんですよね。
まず僕自身が「許されて」って表現しちゃってますからね。ああ怖い怖い。
こわいぞ、まずいぞ。
真心ブラザーズさん「組曲コンプライアンのテーマ」作成お待ちしております。
突然音楽性を広げてきたセカンドアルバム、 小田和正さんのバックコーラスだけでは足りない。 Copyright (C) 2002-eternity Syun Sawaki/S2 All rights reserved. |