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「Cloud Collector #26 the dresscodes『人間ビデオ (GANTZ:O盤)』」を表示中↓

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★2023年11月28日(火)★Cloud Collector #26

安室奈美恵さんの楽曲がサブスクから消滅した、というニュースが流れてだいたい2週間ほど経過しました。

よく「いまだにCD買ってる人なんなん?」みたいな発言をネットで見たりしますけど、

契約の都合とかであっさりこういうことが発生することを考えると、

CD買う事に特にデメリットないんですけどって思っちゃいますね。

手元にあることが応援している証拠です。S2です。





まあ特別応援してないけど買ってるCDも全然あるので

今一つ僕から発せられるCDに関する発言はだいたい説得力がないんですがそれはそれとして、

サブスクにはサブスクのメリットは当然あって、多くのリスナーに届きやすくなったというのは超効果ではありますよね。

ただ、曲の全体をしっかり聴いてもらえなくなっている、というのも問題点としてあるみたいなので、

最近よく思うのは「そのアーティストって10年前、20年前に出てきてても話題になってたかな?」ということです。

「たられば」みたいな話なので意味のない空想ゲームではあるんですけど、

例えばバンドブームの時代や、1997年頃の個性派アーティスト爆誕時期などに出てきてたら、

今と同じような評価を得られてたかな?それとも他の個性にガッツリ埋もれてるんじゃないかな?とか。

逆にあまりにも革新的すぎて逆に脚光浴びてたかな?っていうパターンもあるかもしれませんよね。

どのアーティストの事を言ってるのか、っていうのを白状すると不思議な集団に消されるので

多くは語らないことにしておきますけど、そんな「たられば」の事を考えると僕的に必ず最後に到達する、

どの時代でも絶対注目はされるんだろうな、と思うのがこちらのアーティストです。どん。





No. 7781





「人間ビデオ (GANTZ:O盤)」
アーティスト名:the dresscodes
発売日:2016/10/12

DISC1

1. 人間ビデオ
2. 2MC & 3次元
3. 人間ビデオ off vocal ver.
4. 2MC & 3次元 off vocal ver.

DISC2 (DVD)

1. 人間ビデオ MUSIC VIDEO
2. 人間ビデオ ANIMATION VIDEO
3. 2MC & 3次元 ANIMATION VIDEO



志磨遼平さんは天才です。

うちの娘、5歳くらいの頃に「メロウゴールド」って曲にドハマりしたんですよ。

何でそれ聴かせたんですか、っていう根本的問題が残された気もしますが、

歌詞の美しさも、メロディの美しさも、それを歌い上げる説得力の声質も、志磨遼平さんは完璧なミュージシャンだと思います。

そんなthe dresscodesさんにおける爆裂破壊的楽曲がこちらのシングルです。

志磨遼平さんって何でもできるんだな、みたいに思えちゃうのがこの1枚です。

「人間ビデオ」は「GANTZ:O」というアニメーション映画の主題歌となっており、カップリングの「2MC & 3次元」は

この「GANTZ」の登場人物である玄野計と加藤勝による掛け合いを軸にした楽曲です。

要するに完全に「GANTZ」仕様になっているCDってことなんですね。

S2さんは申し訳ないですがこの「GANTZ」という作品は存じ上げないため、この「人間ビデオ」という楽曲だけで

作品をイメージするしかない状態なんですが、「人間ビデオ」のPVがまた過激すぎて

Youtubeでは年齢制限かけられてるくらいなので、

僕の中での「GANTZ」は全編血みどろアニメってことになってるんですけど

合ってます?合ってるわけねぇだろ>僕様。

それにしても、この「人間ビデオ」はYoutubeで視聴前に年齢制限かけられてますチェックが入るのに、

フラカンの「深夜高速(2009)」には年齢制限かけられてないのはなんでなんだろう。





話を戻しますけど、まあ「毛皮のマリーズ」の頃から聴き続けていれば、志磨遼平さんがこれくらいの楽曲を作ってくるのは

全然不思議でもなんでもなく、「ああ、さすがよね」っていう感じではあるんですけども、

それでもこれにタイアップつけれちゃうっていうよくわかんない強さが凄いですよね。

だってもう「人間ビデオ」って楽曲、Aメロはもうほとんどラップで、サビ前から急に綺麗なメロディかますわけですよ。

やってることCreepy Nutsさんみたいですもん。

初期の愛狂います。さんの手口にも近いですね。

ただこの緩急のつけ具合がこの楽曲で一番の魅力なのかもしれません。

そしてこの緩急を演じているバックの演奏がoff vocal ver.で聴けるわけですけど、これがまた超絶カッコいいんですよね。

#22」の時に「Instrumentalがまた心地いい」って書きましたけど、

あちらはボーカルを立たせるべくして演奏された「完成形」なのに対し、

こっちは「あわよくばボーカル食ったろか」くらいのエネルギー放出状態に感じました。







そんで改めてPVにまつわる話に戻るわけなんですけど、

まず一切この楽曲のPVを見ずに「人間ビデオ」という歌だけを純粋に聴いたときに浮かんでくる感想と、

PVと一緒に聴いたときに出てくる感想が僕の中では全く一致しなかったんですよね。

何だろうな、同じ楽曲を聴いてるはずなのに、明確にずれたというか。

こう、あーの、説明難しいんですけど焼き鳥のネギの中身のドロドロなとこが好きか嫌いかみたいな。

わかります?多分わかんないと思うんですよ、言ってて僕にもわからないんで。

ただ一つ確実に言えたことは、1つの楽曲に於いて「歌詞を見ながら聴いた」「歌詞を見ずに聴いた」「PVと一緒に聴いた」の

3つの行為でそれぞれ僕が思った感情がそれぞれ異なったな、という点でした。

音楽鑑賞って面白いよなぁ。





では次回のランダムプログラム、どーん。





No. 1872





Next CD's Hint!!

ジャケットのせいで「EXIT」っていう

曲名だと勘違いするんだよ。





それでは、また次回。


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