「Cloud Collector #25 THE BACK HORN × 住野よる『この気持ちもいつか忘れる』」を表示中↓
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「赤ちゃんってベビーベッドの上で寝っ転がって何考えてたりするんだろう?」と職場で雑談したところ、
「覚えてないんですか?」と言われました。
僕これホラー的展開だと思うんですけどみんなはどう。S2です。
多分最後に読んだのは般若さんの自伝「何者でもない」なので、
しばらく実生活でも韻を踏む生活になってしまって
まさに「やっちゃった」でしたっていう展開は
全くうまくないのについ書いてしまいましたがそれはそれとして、
特に「小説」というジャンルはもうかなりしばらくご無沙汰な状態になっています。
子供がいたら時間が取れないっていうのが一番の理由でしょうね。まあこれは幸せな理由なのでしょう。
あとは基本的に空いた時間は音楽鑑賞ですし、小説を読むという集中力の必要な行動がなかなかとれないのです。
1. ハナレバナレ
元々は住野よるさんとのコラボレーションで、CD付き小説としてリリースされたもの、となります。
住野よるさんといえば「君の膵臓をたべたい」というなかなかショッキングな作品で有名な方ですね。
ゴメンナサイ読んでないので僕の中ではホルモン焼肉屋の話ということになっているのですが、
そんな住野よるさんとTHE BACK HORNさんが、お互いの作品にそれぞれインスパイアされて作成されたのが
この小説「この気持ちもいつか忘れる」と、その収録曲たちということになります。
小説と楽曲の組み合わせといえばYOASOBIさんがおなじみって感じですが、YOASOBIは小説を原作として楽曲が作られていますが
こちらはお互いがお互いに干渉するような仕組みもあったりしています。
CD「僕たち」
小説「私たち」
CD・小説
「入れ
変わ
って
るー!?」
みたいなことですかね。完全に違うね>僕様。
ただ、楽曲と作品が完全にリンクしているというのはその通りで、お互いちゃんと打ち合わせをし、
住野よるさんからも「聴きながら作品の世界に入ってほしい」という思いもあり、
THE BACK HORNさん側も「ハナレバナレ」が小説のメインテーマかのように作成されてますし、
「突風」とかも微妙に小説の中に出てくる単語だったりしてなかなか凝ってます。
また「輪郭 〜interlude〜」はまさに小説ありきの収録です。
まさにこの小説最後の数ページはこれを実際に流して完成する気すらします。
このCD付き小説は先行販売版としてリリースされた限定モノで、今は小説とデジタル配信でそれぞれ手に入るんですが、
どうせ手に入れるならぜひセットでお求めください。
アルフォートをチョコとビスケット別々に買わないですよね?そういうことです。
そもそもそれ別々に売ってないけどな。
こっちはこっちでまた単独の小説を切り取ったんかいな?くらい感じる歌詞だったりしています。
THE BACK HORNさんは「美しい名前」とかでもそういう楽曲が過去にもありましたが、
歌詞が抜群に秀でていてメロディも綺麗で演奏もカッコよかったらもう言う事ないわけですよ。
この状態でさらに小説とリンクしてますだと!?
ダイワのクランクベイト使ってがまかつの竿で釣るようなもんだな!?
良いことを教えてやろう!釣りやらないから僕も全くピンときてないんだ!
これ購入時点で実はCDだけ聴いて終了してたんですね。
今回ランダムチョイスで選ばれた際、「ちゃんとじっくり作品を堪能する」ことを目的にしてますので、
小説もしっかり読ませていただきましたけど、この小説も凄いな。
シロートが言っていい表現じゃないんですけど、語彙が足りなさ過ぎてゴメンナサイ、よく出来てる。
まずCDだけ聴いて、その後小説を読んでみて、もう一度CDを聴いたんですけども、
ようやくこの作品を僕の中で完了させることができました。
マジでこれ、小説とCDどっちも堪能していただきたい。どっちかじゃなく。ちゃんと。
ちょっと気になったしホルモン焼肉屋のほうも読んでみようかな・・・
口ギターで始まるって斬新。初回盤のほう。 Copyright (C) 2002-eternity Syun Sawaki/S2 All rights reserved. |