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「Cloud Collector #21 ORIGINAL LOVE『SOUL LIBERATION 結晶』」を表示中↓

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★2023年11月18日(土)★Cloud Collector #21

屏風に上手に坊主の絵を描いている坊主がいるじゃないですか。

あの坊主は一体どこの坊主の絵をそんなに上手に屏風なんかに書いているんですか?

個人的にはそんなクネクネしたものに書かなければもう少し上手に描けるんじゃないかなあと思うんですが、

これが「自画像だったら」という仮説にすると

屏風に上手に自画像を描くナルシスト坊主が誕生して煩悩だらけなんじゃないかという気がしますが

そこまで綿密に考える必要はないということで大丈夫でしょうか。S2です。





もう僕様超ボケ入ってるのかわかんないんですが、ついさっきまでこの節に

次回の「#22」の導入文章を書き続けていたんですね。

全体見直して「あれ?全然今回のCDと関係ない話してるな僕様」と思って

慌てて書き直してるんですが当初ここに何を書こうとしたのかもう思い出せません。

そんなわけで本来の予定と違う進行でお送りすることになってしまいましたがそれはそれとして、

よく邦楽の歴史を語るうえで、ある一つのアルバムやシングルを「節目」みたいにして語られることってあると思うんです。

よく引き合いに出されるのが小沢健二さんの「LIFE」ですね。それ以外にもFISHMANSさんの「空中キャンプ」とか、

中村一義さんの「金字塔」とか。なんかその時代の象徴的になっているアルバムっていうんですかね。

僕の中ではそんなアルバムたちと肩を並べ続けているのが今回の一枚です。どん。





No. 633





「SOUL LIVBERATION 結晶」
アーティスト名:ORIGINAL LOVE
発売日:1992/05/01

1. 心理学 PSYCHOLOGY
2. 月の裏で会いましょう LET'S GO TO THE DARKSIDE OF THE MOON Album Version
3. ミリオン・シークレッツ・オブ・ジャズ MILLION SECRETS OF JAZZ Album Version
4. スクランブル SCRAMBLE
5. 愛のサーキット LOVE CIRCUIT
6. フレンズ FRIENDS
7. スキャンダル SCANDAL
8. フェアウェル フェアウェル FAREWELL FAREWELL
9. ヴィーナス THE VENUS
10. セレナーデ SERNADE



そんなわけでORIGINAL LOVEさんのメジャーセカンドアルバムです。

僕の中ではこれが世代最強アルバムの一つとして君臨しています。

いや、このアルバムはホント凄い。僕様この時代にアーティストとして活動してたとして、

こんなアルバムがリリースされたらもう嫉妬が狂い咲きすると思います。

収録されているシングル曲は「月の裏で会いましょう」と「ヴィーナス」と「スクランブル」です。

※「スクランブル」は「ヴィーナス」に収録。

なぜか「ヴィーナス」は2023年11月時点で公式サイトで紹介が省略されているのが非常に不思議なのと、

3曲目の「ミリオン・シークレッツ・オブ・ジャズ」がアルバムバージョンなんですが

この時点のリリースでアルバムバージョンじゃないリリースがないというのが非常に不気味です。

ちょっとORIGINAL LOVEさん公式ページちゃんと整理してもらっていいっすか?

順番通りに並んですらいないんですよ?





では公式ページを修正してもらっている間に話を戻しますが、

かつて清春さんが黒夢さんの活動をしている際に「シングルはある意味世間への挨拶、本当にやりたい音楽はアルバムに入れる」

に近い感じの発言をしていた記憶があるんですが、まさにこの「結晶」ってアルバムもそういう感じがするんですよね。

シングルとしてリリースされた3曲はいずれも耳に心地がよく、実に美しいメロディラインで、何回聴いても新しい発見があるような

そんな楽曲なんですが、それ以外はもうどこか実験的でもあり、ジャンルもごった煮にしちゃう感じもあり、

でもトータルバランスが完璧にガチっと固まってて、隙が無いっていう感じなんですね。

そう、ホントに僕様的にこの1枚は「隙が無い」というのが最も適した表現な気がしています。

前提として「月の裏で会いましょう」→「ヴィーナス」の順にシングルを購入して聴いてきて、

このアルバムをその流れで聴いた場合の1曲目の「心理学」のとんでもない意外性

もう刺さりまくるわけです。これどう言えば伝わるのかなあ。

M-1で言えばトップバッターにトム・ブラウンが来る感じですかね。

「あ、もうなんか普通なことにはならないのかな」みたいな感じになるんですけど、

でも2曲目が「月の裏で会いましょう」なので「あれ?ああ、やっぱいいのかこれで」ってなるんですけど

3曲目の「ミリオン・シークレッツ・オブ・ジャズ」で「あ、そういえばファーストアルバムこういう方向性もあったな」となって

4曲目が「スクランブル」で「あれ?やっぱ戻って来たな」ってなって全方位から揺さぶってくるんです。

そんな感じで最後まで聞いていくと、トータルでものすごい完成度の10曲で満腹になってる自分に気づいて

「こんなアルバム周囲で出されたら自信失くしそうだなあ」と感じるわけです。







決めました。このアルバムはです。

タイトルも変えましょう。「結晶」はやめて「罪罪」に変えましょう。

「SOUL LIBERATION」も「罪罪罪罪 罪罪罪罪罪罪罪罪罪罪」に変えましょう。

というわけでこのアルバムのタイトルは

「罪罪 罪罪罪罪 罪罪罪罪罪罪罪罪罪罪」ということにしましょう!

僕様ORIGINAL LOVEさんになんか恨みでもあんのか。





では次回のランダムプログラム、どーん。





No. 7562





Next CD's Hint!!

セカンドシングルのつもりで買っていた

裸の心のサードシングル。





それでは、また次回。


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