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「Cloud Collector #15 山崎まさよし 『WITH STRINGS』」を表示中↓

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★2023年10月13日(金)★Cloud Collector #15

流行にはそこそこちゃんと乗っかっててほしい、と思う反面、

「どこかひねくれててもいい」という感じで育ってほしいなあと思っている子育て奮闘中の僕様ですが、

娘ちゃんはしっかりYOASOBIの「アイドル」にハマりまくってますが、

今現在同時進行で「この歌いいよね!」ってハマっているのが

井上陽水さんの「とまどうペリカン」ですので、

実に順調です。S2です。





「#8」の更新の際に「ライブバージョンの収録にこだわりはない」という記載をしましたが、

現在進行形で「ライブアルバムは、まあ別に・・・」という気持ちであることに変わりはありません。

結局、熟慮の末購入するんで悩むだけ無駄なんですがそれはそれとして、

僕様が思うに「ライブ」には2種類あると思うんです。それは、





・「レコ発」と呼ばれる、アルバム等のリリースに合わせて行われるもの

・特にそういうんじゃなく行われるもの





です。頭痛がするほどめちゃくちゃざっくりと分けましたが、「レコ発」は新曲お披露目の場でもありますから、

選曲はそのアルバム中心になったりしますよね。

その反面で「そうじゃなく行われているライブ」については、そういう条件を取っ払っちゃってる感じがするので、

「なんかすげぇ選曲でやってんな」っていう場合と「めちゃくちゃ神選曲じゃないかこれ」っていう場合があったりします。

僕の好みはどちらかというとこの「そうじゃなく行われているライブ」のほうなんですよね。

「ここでこの楽曲やるかね?攻めるわぁ」って思ったり「完全にベストライブじゃねぇかこれ」ってなったり、

感情かき乱される感じがたまらないわけですよ。

こんなことでかき乱されてて常時の精神は大丈夫なんでしょうか>S2さんと我ながら不安になりますが

今回のCDはそのうち「ベストライブってことでいいですよね」と思っているこちらです。どん。





No. 8706





「WITH STRINGS」
アーティスト名:山崎まさよし
発売日:2006/03/29

DISC1

1. あじさい
2. やわらかい月
3. ふたりでPARISに行こう
4. メヌエット
5. Plastic Soul
6. 水のない水槽
7. 振り向かない
8. 十六夜

DISC2

1. ツバメ
2. ベンジャミン
3. One more time, One more chance
4. 僕と君の最小公倍数
5. Fat Mama
6. ヤサ男の夢〜昼休み
7. 審判の日
8. 僕はここにいる
9. 8月のクリスマス

DISC3 (DVD)

1. メヌエット
2. One more time, One more chance
3. Fat Mama
4. 僕はここにいる



さてどうでしょう。わかりますかね。このエグい神選曲。

このアルバムは2005年に行われたアリーナツアーの最終日、日本武道館での講演の模様が

完全収録でない形で収録されたライブアルバムで、ストリングスをたっぷり携えた

演奏となっているんですがそんなことよりこのエグい神選曲よ。

ライブでおなじみの楽曲から、当時のヒットシングルまで網羅した内容なわけですけど、

なんつーかこの寿司屋行ったら中トロと大トロが交互に出てくる感じの豪華さがやばいです。

個人的には「Plastic Soul」は完全にこのアルバムのアレンジが最強だと今でも思っていますし、

これ1枚買ったら「One more time〜」も「僕はここにいる」も「メヌエット」も「水のない水槽」も「振り向かない」も聴けるんですよ。

そのうえライブで定番な「Fat Mama」「ヤサ男の夢」「審判の日」も収録されているわけなんで、

ちゃんと「動」と「静」を楽しめる作品でもあるわけです。

よくよく考えてみると2023年10月現在で、アルバム収録曲も網羅したオールタイムベスト、っていうのが

実はまだCDとしてリリースされていないんですよね。

近しいアルバムとしては「The Road to YAMAZAKI 〜the BEST for beginners〜」としてリリースされたやつがありましたが、

若干コンセプトが企画よりだったので、純粋なベストっていう意味ではとんとご無沙汰なわけです。

それを踏まえて考えても、このアルバムはライブアルバムではありますけど

収録内容は完全にベストアルバムですので、勝手間違いなし!っていう感じなわけですよ。

ちょっとだけ「ふたりでPARISに行こう」の演奏中に挟まれている寸劇を聴いて

よくわかんないけどコレ駄目かもしれない、

不安になる瞬間が訪れたりもしますが、基本的に全編間違いなく名曲揃いです。

入門編として使うこともできるんじゃないでしょうか。それくらいの作品だと思うわけです。





あとはそうですね、そもそも山崎まさよしさんの楽曲ってアコースティック軸で作られてるところがありますので、

どの楽曲もストリングスが綺麗に映える、というのは大きな特徴だと思います。

オーケストラとしての演奏が楽曲に勝ってしまう、というのはわりと「あるある」なところがあると思うんですよ。

タルタルソースが旨いだけ、みたいなランチとかありません?

ボクむずかしいことわからないけどだよ!

まあその点、山崎まさよしさんの楽曲に関しては当人の声質も楽曲の「伸び」みたいなところもマッチするもんですから

焼肉にワサビを添えてくれているような感じなんですよね!?

ちょっとランチで例えるのやめとこうか!

もう勢いで書いてるもんですから至高の着地点を失っている僕様なのですが、とにかくこのアルバムについては

僕としては「ライブアルバムというよりベストアルバムという側面で、大絶賛」な作品というところなのです。





という感じで、実に久々にこのアルバムを聴いた感想としては絶賛すぎて絶賛ストックが切れかけている僕様です。

「絶賛ストック」の意味については考慮しない方向としますが、

そもそも前述で記載した通りS2さんは「まあライブアルバムはそんなに・・・」というスタンスでもあったりするため、

2006年購入時点の僕様は、実はこのアルバム恐らく1回程度しか通して聴いたことがないアルバムでした。

多分その時の僕様の感想としては「良いんだけどオリジナルバージョン全部持ってるしな・・・」

って感じだったと思うんです。非常に申し訳ないというか浅はかというか。

それ言っちゃったらライブアルバム全て根底から駄目ってことになっちゃいますもんね。

さらにこのアルバムの発売日、同日にエレファントカシマシが「町を見下ろす丘」というアルバムをリリースしてまして、

その1曲目の「地元のダンナ」というタイトルに

心の底からツボってしまったというのもあって、さらにその数日前に

LAREINEが「Imperial Concerto」っていうベスト盤と「Deep Forest Live at 2005.10.16 Shibuya O-East」というライブ盤を

同時リリースして非常に内容の濃いリリースが続いていたということもありまして、

まあ結果的に「Deep Forest Live at 2005.10.16 Shibuya O-East」のほうも1回しか聞いてないシリーズ

なってしまっていますが、結果的に「めちゃくちゃ良いのに、印象も薄くなってしまっていた」という感じでした。

冗談じゃない。「地元のダンナ VS ヤサ男」でBreaking Downで戦ってこいよ。

具体的に誰が出場すんだよ>僕様。





では次回のランダムプログラム、どーん。





No. 6243





Next CD's Hint!!

最後の最後まで芸術的集団でした。





それでは、また次回。


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