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「『じゃんけんでメッチャ勝つ方法』の嘘」を表示中↓

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★2012年5月7日 (月)★

mixi見てたら「じゃんけんでメッチャ勝つ方法」っていうトピックスがありました。

勝率をすべて運に任せる点がじゃんけんの優れてるポイントだと思うので

この検証は根本的に何か違う気がするんですがそれはそれとして、

ところでS2さんはじゃんけんにかなり弱いです。

松島さんと「ここぞ」という時のじゃんけんは、大抵僕様の敗北という結果になっています。

ポジティブシンキングの僕様なのでここ最近のじゃんけん大敗は、数年後に

ありとあらゆる事象で僕の勝利がやってくるという反動を心待ちにしています。





話を戻しますと、mixiトピックスによると、その「ジャンケン勝利法」とやらは2種類あるようです。

一つは「目新しい反応を優先するため無意識のうちに連続する手を避ける性質」を利用する、というもので、

つまり最初に出した手は、次にまた同じものを出す可能性がグッと減るんだそうです。

最初にグーが出たら、次にグーを出す可能性が減るっていうわけですね。なるほどなるほど。

一発勝負のジャンケンで最初に負けてたら何の意味もない作戦ですが、

仮に「あいこ」にもっていけたとしたら、やや効果のある作戦かもしれません。





フォーイグザンプル最初に「グー」を出して、あいこになったとします。上記作戦で言えば次に相手が出すのは

「チョキ」か「パー」の可能性が高まる、というわけです。つまりこちらは次に「チョキを出す」ことになります。

そうすれば最悪次もあいこですからね。なるほど。ちょっとこれは置いときましょう。





もう一つの作戦が、「日本人は心理的に『グー、チョキ、パー』の順番が刷り込まれてる」というのを逆手に取る方法なんだそうです。

確かに、何かと「ジャンケン=グーチョキパー」っていう順番がスッと出てきますよね。

だから、相手が最初にグーを出したとしたら、次は相手が「チョキを出す」っていう可能性が高いっていうわけですね。

へー。なるほど。





ってことはどういうことだ。

最初の作戦では「次に相手が出すのはチョキかパー」ってことになってたわけだから、

2つ目の作戦の結果を代入すると「相手が2回目に出すのは、グーチョキパーの順番において、次の手だから、チョキ」ということです。

しかし、1つ目の作戦における「相手は次に同じ手を出す可能性が低い」という点が覆ったわけではないので、

「相手の次の手がパーである可能性」については否定されないわけですよね。





ってことは、だ。

1回目のジャンケンでお互いがグーを出して引き分けた場合、次に相手が出すのは・・・?

2つの作戦の結果、チョキの可能性が一番高い。だから、こちらはグーを出せば勝てる。

しかし、相手がパーを出す可能性を否定できてない。だから、こちらはグーを出せば負ける可能性がある。

論点は「勝つ方法」なので、こちらは「2回目にグーを出す」という選択肢は消滅する。

で、こちらの手は「チョキかパー」になるわけですが、ここで「パーを出す」という選択肢は、

「次に相手がチョキを出す可能性が一番高い」という結論から消滅するので、

必然的に、こちらの次の手はチョキしかありません。





で、「次に相手がチョキを出す可能性が一番高い」わけです。こちらはチョキしか出せません。

あれ?これ「じゃんけんでめっちゃあいこになる方法」の検証じゃね?

うーん。よくわかんないけど、この勝利法の検証者はもうちょっと考えたほうがいい気がします。

また明日。


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