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[りむーぶ・あすたぁ]

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★2010年5月5日 (水)★

ちょっと前からDSのドラゴンクエスト6(通称ドゴスト6)をやり始めています。

だいたい20時間ほど経過してるんですがドラゴンをクエストする気配もないので

いい加減そのタイトルどうなんだろう、と思わなくもないのですがそれはそれとして、

どーも先ほどからの僕のプレイ中、敵モンスターと遭遇するとかなりの確率で

「もんすたあ さぷらいずど ゆう」の状態になります。

いわゆる「敵の先制攻撃」ってやつですね。こちらが攻撃する前に敵が一方的に攻撃してくる、みたいな。

どーにもこの「敵の先制攻撃」の確率がやけに高くてちょっとバランス的にどーなの・・・と思いつつも、

さらなる「これどうなんだろ」で悩んでいる僕様がいます。





っていうのもですね。

ドゴスト6で「敵の先制攻撃」が発生した際、画面上でどのような説明がなされるかというと、

それは2種類あるんです。ひとつは「こちらが身構える前に襲い掛かってきた!」で、これはわかります。

つまりこちらが武器を取り出す前に敵が攻撃を仕掛けてきた、というわけで、これは完璧な「敵の不意打ち」なので

わかるんですよ。ただ、もうひとつの

「いきなり襲い掛かってきた!」っていうのがよくわからんのです。

これをわざわざ説明してるってことは、普段はいきなり襲い掛からないということです。

つまり、「いきなりではない」=「何かしらのワンアクションがあって」ということですから、

通常のモンスターとの遭遇において主人公達は「敵と遭遇した」→「攻撃開始」までに

何かを挟んでいる、ということだと思うんです。では、ここで挟んでいる「何か」とは何でしょうか。





というわけで、ちょっと考えてみました。

この問題を解決するための一つのポイントとしまして、これが「昔の精神なのか、今の精神なのか」というのがあります。

フォーイグザンプルこの「ドゴスト6」の世界観が昔の日本の精神であると仮定すると、

「敵との遭遇」と「攻撃開始」の間に挟まれているものの正体は非常に明確なのです。

それは「名乗り」です。

平家物語の那須与一あたりの話でご存知の人もいるかと思いますが、昔は戦闘の前に名乗り出る瞬間、ってのが

存在しています。「やあやあ我こそは・・・」みたいな。

この精神を引き継いでいる場合、ドゴスト6の戦闘シーンでも

「やあやあ我こそは勇者なり。最近ライデイン覚えたんですけど

戦ったほうが全然マシである」

みたいな名乗りが存在してるのではないでしょうか。

そうすると相手モンスターも「やあやあ我こそはスライムであるからして見逃してください」

とかなったりしてワビサビなのです。ワビサビなのでしょうか>僕様。ゴホゴホ。

この世界観なら、「いきなり襲い掛かってきた」っていうのは「名乗り出る」という礼儀を無視した行動なので

先制攻撃されて不意をつかれるのもわかりますし、憎むべき対象ということになるわけですね。





じゃあ逆に「今の精神だ」と考えると、「敵との遭遇」と「攻撃開始」の間にありそうなものといえば

それはやっぱり会釈ではないでしょうか。

この場合実際に起こっているのは「敵が現れた!軽くおじぎした!勇者の攻撃!」

とかです。相手がモンスターとはいえ一期一会の精神です。いいじゃないですか。

なので敵が会釈もなくいきなり襲い掛かってくる場合は礼儀も知らない若者って感じで

最近の若者事情も含んでたりして僕は何を語りたいんでしょうか。





余計なことを考えないでゲームしてればいいんですよ>S2さん。

また明日。


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